「パートナーが浮気しているかも……」そう思ってもプライバシーに触れることは第三者にはなかなか相談しづらいものです。
とはいえ、いきなり探偵事務所に依頼するのは、敷居が高いのも事実。
そこでGPSで浮気調査を自力で行おうと思っている方もいるでしょう。結論から言うとGPSは浮気の調査で強力な武器になります。
しかし、使う用途や使い方を間違うと逆に浮気を疑っていることがばれ、さらに真相が遠のいてしまう場合もあります。
この記事を読むとGPS調査のメリット・デメリットやその使用方法、おすすめの機器やアプリまで、GPS調査の全てがわかります。
浮気調査をGPSで行うメリット
GPSとはグローバルポジショニングシステムの略で、地理上のどこにいても場所を特定できます。
最新のGPS発信機はスマホと連動しており、リアルタイムに相手の位置情報を確認できるのです。その性能からプロの探偵も調査に使用しています。
離婚調停や慰謝料請求などでの浮気・不倫を証明する直接の証拠にはなりませんが、証拠を獲得する重要な手がかりを掴むために外せないアイテムです。
低価格で調査できる
プロの探偵に依頼すると1日の調査費用の平均が10万円前後と言われており、調査期間が延長すればするほど調査費用が高額になります。
もちろん調査中に証拠が掴めない場合でも費用がかかります。
一方、最新のGPSは大容量のバッテリーが開発されて、長期間の追跡調査が可能になりました。レンタル・買い切りいずれのタイプでも30日間程度の使用で5,000円〜15,000円の費用です。
スマホのGPSアプリは無料で使用できますし、探偵事務所に調査を依頼するときより、費用を気にすることなく使用できます。
自分ではできない追跡調査ができる
素人がパートナーの行動が気になって尾行したり張り込みしたりするのはおすすめできません。
素人の調査はすぐに調査対象にバレてしまう場合が多く、しかもごく親しい人なら気配だけで勘づかれてしまいます。
その点、GPSは調査対象に気づかれることなく、相手の移動先を把握できます。
また直接の追跡調査は全ての時間を割いて全力で取り組まないといけません。
GPSは常に調査対象を追跡してくれるので、あなたはどこで何をしていても行動を把握できます。
離婚や慰謝料請求に有利な証拠集めにつながる
GPSの位置情報の記録は直接浮気の証拠にはなりません。
なぜならGPSの位置情報だけでは、調査対象がその場所にいたという証明にしかならないからです。
不貞の証拠として証拠の価値が高いものは、動画や画像などの性的関係があったと誰の目からしてもハッキリと分かるものや、メールやLINEのスクリーンショットやホテルの領収書など性的関係があったと推測できるものになります。
たとえば自動車に取り付けられたGPSがホテルに移動していたとしても、性的関係を証明できないので「1人で休憩していた」「他の人とゲームしていた」などと言い逃れる可能性があります。
しかし、GPSの位置情報があれば調査対象の行動を把握できることで、証拠を決定づける動画や画像の撮影に繋がる手がかりになります。また、動画や画像の証拠を裏付けることも可能です。
この理由から、プロの探偵もGPSを活用しています。
GPS調査のデメリット
他の調査方法と同じようにGPSの浮気調査も万能ではなく、デメリットもあります。場合によってはGPSを使用しない方がいい依頼もあります。デメリットを踏まえた上でGPSに利用を検討してください。
バレるリスクと背中合わせ
GPS発信機の設置は自動車用、カバン用などが、調査相手の肉体に近ければ近いほど設置を知られてしまうリスクが上がります。
GPS発信機や盗聴器などを感知する探知機を使用するとGPSの設置に気づかれる場合もあるのです。
またGPSアプリのインストールやペアリングは、調査相手がスマホを手放した隙に行わなければなりません。しかも、スマホの指紋認証のコードもあらかじめ手に入れておかなければならないのです。
またダウンロードして設定できても、今度は調査相手に監視アプリの存在を勘づかれるリスクもあります。
フォルダの中に忍び込ませるなどの対策もできますが、そもそもスマホの扱いに慣れていないとインストール・ダウンロードすること自体が難しい人にはハードルが上がるのです。
GPSがある範囲しか追跡できない
GPS発信機もGPSアプリも追跡できるのは発信機・スマホがある場所までです。発信機やスマホと本人が離れてしまった後は追跡できません。
たとえば自動車にGPS発信機を取り付けていても、自動車を駐めて本人が違う場所へ移動してしまったら、足取りは全く掴めなくなります。
またGPSアプリもスマホを置き忘れた、意図的にスマホを違う場所に置かれるなどすると本人の移動履歴とかけ離れてしまいます。
GPSの仕組み上、仕方のないことです。
浮気バレを警戒している人には通じない
浮気・不倫している人の中には警戒心が強く、バレないように浮気している痕跡を上手に消す人もいます。
浮気強者ともいえる人は浮気相手に会うのにそもそも自分の車を使いません。
パートナーの前でスマホを触わりませんし、スマホを迂闊に手放しませんから、コードを盗み見る隙もGPSアプリを設置する隙がないのです。
また尾行されて浮気が即バレしないように、浮気相手の家には直接行かずに第三の地点で落ち合うようにします。
用心深い人は前述の通りNLJD(電子回路探知機)などを使用して発信機を見つけだします。
こんなタイプは、スマホを2台持っていたり、SNSのメッセージ履歴を消去したり、レシートを処分するなど、徹底的に証拠を消します。
GPSの網を仕掛けても引っかからないケースが多いようです。
GPS調査は浮気をバレないように警戒している人にはかえって浮気を疑っていることがバレてしまうリスクがあります。GPSでの調査が通用するのは警戒心が薄い人です。
たとえ親族でもでも犯罪行為とみなされる場合がある
令和3年8月からストーカー規制法の改正により、ストーカー行為の禁止事項に相手の承諾なくGPS情報を取得することが加わりました。
これによって、以下が違反対象になります。
- 承諾をえずGPS機能で相手の位置情報を把握する
自動車やカバンにGPS発信機を取り付けるストーカー規制法の改正に伴い、各都道府県の迷惑防止条例でもGPSの使用はつきまとい行為で罰せられることになりました。
法改正以降、実際にGPS発信機に関する逮捕者も出ています。
たとえ夫婦間でもGPSを使って浮気調査するのは違法となり、もしGPS発信機を使って浮気が証明されたとしても盗聴と同じように違法となり、証拠として認められないリスクがありますよ。
GPS調査はそのような状況を踏まえて慎重に行う必要があります。
GPS発信機とアプリの2種類とそれぞれのメリット・デメリット
前述した通り、GPSの移動履歴だけでは法的に効力のある証拠とは言えませんが、調査対象の移動範囲や行動パターンを把握できます。
プロに浮気調査を依頼して、確かな証拠を掴むための手がかりとしてGPSの履歴はとても役に立ちますよ。
短期間で強力な証拠を掴める可能性が高くなり、結果的に調査費用も安くすむケースもあります。
それではGPS調査ができるGPS発信機とGPSアプリのそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
GPS発信機型のメリット
GPS発信機のメリットはGPSアプリより設置が簡単なことです。
車用では自動車の底面にマグネットで取り付けるだけですし、小型のタイプはカバンや服のポケットなどに仕込むだけです。
取り付ける場所が調査対象の身体から離れれば離れるほど、バレるリスクが軽減されます。
GPS発信機は小型化、薄型化が進み、バッテリーも1回の充電で数ヶ月も使用できるように進化しています。
最近の発信機はスマホアプリと連動していますので、遠くにいながら他の用事をこなしながら、常に調査対象の動向をチェックできます。
GPS発信機型のデメリット
GPS発信機のデメリットは買い取りにせよレンタルにせよ費用がかかることです。
スマホのGPSアプリは無料で使えますが、GPS発信機には費用がかかります。
買い取りの場合でも一定期間を超えて使用する場合、月額の通信費が必要になります。
限りなく費用を使わずに浮気調査する場合にはおすすめできません。
設置は簡単ですが、設置後にバレてしまう可能性が高いでしょう。
調査対象にバレてしまった場合は警戒心が強められ、プロである探偵でも調査が難しくなります。
GPS発信機は常にバレるリスクを考えながら使用する必要があるのです。
GPSアプリのメリット
GPSアプリのメリットは無料で使えることと、思いたったらすぐに仕込めることです。
GPS発信機を購入するには、まずどこに発信機を設置するかを考えて、機種選び、購入、設置といった手順を踏まなければいけません。
一方、GPSアプリは種類が少なく、選択肢があまりありません。
よって、選ぶ時間も必要ないのです。
極端な例でいえば、調査対象のスマホが目の前にあれば、今すぐにでも仕込めます。
GPSアプリのデメリット
GPSアプリのメリットはアプリを仕込むハードルが高いことです。
浮気している人の多くはバレないように警戒しているため、まずスマホを手放しません。
一瞬の隙をみて仕込むにしても、画面ロックを解除するために、秘かにPINやパスワードなどを盗み見て覚えておく必要があります。
ドラマや漫画では本人が寝ている間に顔や指紋認証など解除する場面がありますが、本人でなければ解除できないロックを外すのは現実には難しいものです。
このように難しいハードルを乗り越えて、無事アプリを設置したとしても、見知らぬアプリが自分のスマホにあるのを発見しない人、発見して不審に思わない人の方が少ないでしょう。
このようにGPSアプリはアプリの仕込みや仕込み後でも常にバレるリスクを抱えています。
GPS機器の種類
GPS発信機はその種類によってその取り付け方や使用方法が変わります。
ここに注意しないと折角GPS発信機を手に入れたのに、うまく追跡記録がとれず、調査対象にGPS発信機を着けていることがバレてしまいます。
設置方法やアプリとの設定方法は機器によって違うので、取扱説明書をよく読んでから使用してください
取り付ける場所に注意
車用のGPS発信機はそのまま取り付けると目立つので必ず目立たない強力なマグネットがついた防水ケースに入れて使用します。
取り付ける場所は車体の底面の動かない平面な部分に取り付けます。
エンジン部分やシャフトなど動く部分に設置すると落下する可能性があるので注意しましょうボンネット裏の部分に置くとエンジンの故障の原因になるリスクもあり、点検時に見つかる可能性があります。
車内やトランクに設置すると使っている間に動いて見つかるリスクも高まります。
ですから、底部の表面から見ても目立たない位置、底部の奥の平面部分に置くのがベストでしょう。
薄型のGPS発信機は衣服に取り付けると、身体に身につけるものだと違和感があるので、カバンに取り付けるのがいいとされています。
カバンの底面や普段使わない部分に取り付けるケースが多いようです。とはいえ、敏感な人だと自分が愛用するカバンの違和感にすぐに気がついてしまいます。
気がつかれないようにするには、新品のカバンをプレゼントした方がいいでしょう。
普段使いできるカバンを購入後にGPS発信機を縫い付けてプレゼントすれば、最初から同じなので違和感がありません。
浮気しているとはいえ、大事な人からのプレゼントなので使わないワケにはいかないはずです。
スマホアプリと連動させるバレないように取り付ける
最新のGPS発信機はスマホアプリと連動しています。スマホアプリとの連携は発信機を取り付ける前に行います。
アプリを連携し取り付ける作業は戸惑う場合もあるので、調査対象が自宅にいない時間に余裕がある日にしましょう。手順としては以下の通りです。
- GPS発信機の専用アプリで、Apple storeやGoogle Playからアプリをインストールする。
- GPS発信機の説明書に従って、スマホアプリと発信機が連動する設定を行う。
- 連動を確認する
- 取り付ける
- スマホと連携できるかチェックする。
取り付け前に移動させて連動できているか実際に移動してみると万全でしょう。
スマホと連携できていない場合は、追跡調査ができず、これまでの手間が全く無駄になってしまいます。
慎重に行うためにも、まとまった時間が必要なのです。
GPS発信機の種類
GPS発信機には記録するためのロガー型と現在の位置情報を確認できるリアルタイム型があります。最新のGPS発信機は両方の機能を備えているものもあるため、最新の機器を選ぶと間違いありません。
浮気調査用のGPS発信機の代替えとして子供や高齢者、ペットの見守り用のGPSでも代替えできますが、防犯のためにブザーや音楽・振動が起こる機能がついています。
音や振動がならない設定にできますが、音や振動のせいでGPSを設置していることがバレてしまう可能性があるので浮気調査用に使用するのはおすすめできません。
浮気調査に向いたGPS発信機を紹介します。
車両用
車両用のGPS発信機は浮気調査だけでなく、運行管理や勤怠管理、車の盗難対策用できるものなどがあります。
直行直帰が多い会社の従業員の勤務管理、盗難対策用はセキュリティ会社との関連が多いもので、浮気調査には不向きです。
同じ車両用GPS発信機でも、商品説明の中にその用途が書かれているので「浮気調査」と書かれているものを選びましょう。
浮気調査に使えるGPS発信機の場合、機械やスマホの扱いに疎い人でも扱いやすいように設計されています。
また必ず車両に取り付けるものなのでマグネット付きの防水ケースがセットのものを購入すれば、ケースを別に購入する手間が省けます。
バッグ用
バッグ用に仕込むようなGPSは目立たないように車両より、軽量、薄型のものになります。その分バッテリー容量が少なく、早めに充電が必要になります。
自動車に設置するよりもバレる可能性が高いので、短い期間で回収するのがおすすめです。
注意! スマートトラッカーは似て非なるもの! 浮気調査には使えません
よくGPSと間違えがちなのが「Tile」「AirTag」などのスマートトラッカーです。
スマホアプリと連携して忘れモノや盗難を防止してくれるグッズですが、GPS機能はついていません。
Bluetooth接続になるので、位置を把握できるのが半径約5mから15m以内でしか位置を把握できないのです。
GPS発信機とは、使う目的が全く違うものですが、見た目や商品説明が似ているので、間違えて購入してしまわないように注意してください。
GPSレンタルか購入
以前は高価だったためにレンタル利用が多かったGPS発信機も買い求め安い価格になり、法律が改正されAmazon等でも購入できるようになりました。
購入とレンタルではあまり金額の差がなくなりました。レンタルは返却する必要があり、機器が破損したり紛失したりした場合は弁償金や追加料金がかかってしまいます。
また購入の場合でも使用期間が過ぎても定期契約に切り替えれば月額費用だけで継続できるタイプも販売されています。
現在の価格の状況では購入した方が圧倒的にお得です。
おすすめGPS5選
それでは各用途に応じたおすすめのGPS発信機を5つ紹介します。
車両用GPS発信機・Mimamore ミマモーレ(Pro-NEXT)
ミマモーレの特徴は圧倒的なコスパです。その分スマホアプリの機能もシンプルなので、アプリの操作が苦手な人に最適です。
30日、60日、180日、365日使用期間が選べ、1ヵ月2,400円(税込)(365日更新の場合)で更新できます。
後で紹介するPro-NEXTの簡易版的なポジションで気軽に使えます。
車両用GPS発信機・Trackimo トラッキモ 4Gモデル
1年間の通信費込みの価格で、パソコンとPCに対応可能で1分前から1年間の追跡確認ができ、データのCSV出力も可能です。
1年間を過ぎたら毎月500円前後の通信費でリーズナルに継続使用できます。
GPS発信機の中ではリアルタイムの位置精度が一番高いといわれています。
車両用GPS発信機・CloudGPS【plan-MH1】
CloudGPSは完全に車両用に特化しているため、完全防水で強力マグネットが付属しており、防水ケースを追加購入する必要がありません。
30日、90日、180日、365日のタイプがあり、使用期間中に、PROLITE版、PRO版、PRIME版の3つのシステムのプランにアプリ内で簡単に変更できます。
使用期間後に継続したい場合は、新たにSIMカードを購入し交換します。
使わないときのスリープ機能のはたらきで、バッテリーの持ちが長いのが特徴です。
車両用カバン用併用GPS発信機Pro-NEXT
PRO-NEXTはプロの探偵も使用するほど、細かな設定表示の変更や記録が可能な高性能のGPS発信機です。
30日、60日、180日、365日使用期間が選べ、1ヵ月2,983円(税込)(365日更新の場合)で更新できます。
ミマモーレの同じ会社の製品で、ミマモーレの上位機種となり、より精度の高い調査が可能です。
カバン用GPS発信機Trackimo Slim
トラッキモの薄型版でクレジットカードサイズなのでスムーズにカバンに仕込めます。ドローンにも取り付けられるほど、軽量ですが、薄いためにトラッキモと比べてバッテリー容量が少なく、まめな充電が必要になります。
GPSアプリの使用方法
ネット情報では浮気調査を表に出さないで、お互いの記録のために利用すると誘って、相手に納得させてGPSアプリをインストールしたりペアリングさせたりするという手段が紹介されています。
しかし、それは調査対象とのコミュニケーションがうまくいっているときだけに有効です。
そもそも調査対象が浮気しているかもしれないという状況の中で、アプリのペアリングに納得させるのは現実的ではありません。
ということで、GPSアプリを利用するには調査対象にバレずに、ペアリングさせる必要があります。
まず調査相手がいない間に相手のスマホを手に取れる隙が必要です。
その上でスマホの画面ロックのパスワードやパターンを解除しなければなりません。
解除したら、あなたのスマホ内にGooglePlayやApp Storeでインストールしたアプリに調査対象のスマホをペアリングすることで監視できます。
多くのアプリが防犯や見守り、スマホを探すためのアプリなので、ペアリングしたスマホを遠隔で音を鳴らしたり、ロックをかけたりする機能がついています。
そのため、警報音やロック作動で調査対象にバレてしまう可能性があるので、注意しましょう。
おすすめGPSアプリ4選
前述の通りGPSアプリを仕込むのはGPS発信機を設置するよりハードルが高くなります。
それでもGPSアプリを仕込むならばできるだけ、機種の純正アプリを利用し、バレるリスクを軽減しましょう。
「iPhoneを探す」「デバイスを探す」純正デバイス探索アプリ
スマホを紛失したときのために、スマホの居場所を探すアプリです。他の端末に登録しておくことで調査対象のスマホから相手の居場所を特定できます。
Androidでは「デバイスを探す」「iPhoneを探す」というアプリです。
スマホの位置情報をオンにし、家族も操作できるファミリー設定にしておきます。
純正でなければAndroid、iPhone、両方に対応したスマホ探しアプリが提供されていますが、動きを目立たないようにするためには純正アプリがおすすめです。
「Prey Anti Theft」紛失、盗難防止アプリ
「Prey Anti Theft」は純正デバイス探索アプリと違い、調査対象のスマホ内にアプリをダウンロードする必要があります。
そこからアカウントを取得して、別のパソコンやスマホ・タブレットなどで登録したスマホの監視を行います。
スマホ内にアプリが存在していますが、別のアプリに偽装(カムフラージュ)できる機能が備えられているのです。
基本無料で使えますが、課金コースにするとさらに細かい情報が知ることができ、データの保護もできるようになります。
「Find My Kids」などの子ども見守りアプリ
本来は子どもを見守るためのアプリですが、浮気調査にも転用できます。
居場所を特定することもできる機能の他に、どのスマホアプリの利用記録も取れます。
この機能を応用すれば調査対象が浮気相手とどの連絡ツールを使って連絡を取っているかの特定も可能です。
またスマホの周辺の音を聴く機能もあるので、移動先の様子を知ることもできます。
デバイス探索アプリと同様にスマホの音を鳴らすこともできるので、使用しないように気をつけましょう。
子ども見守りアプリはたくさん提供されています。
「ケルベロス」などの遠隔操作アプリ
遠隔操作アプリは本来違うデバイスから遠隔で操作するためのアプリですが浮気調査に応用できます。
Android専用の「ケルベロス」では録音や動画撮影も可能です。
無料で使用できるのは1週間なので注意しましょう。
状況証拠を集めたら浮気調査はプロに任せるのがおすすめ
お伝えしたようにストーカー規制法や迷惑防止条例の改正により浮気調査のためにGPS発信機の取り付けやGPSアプリでの位置情報の取得は法律違反になります。
浮気の証拠を集めても、証拠として認められないばかりか、つきまとい行為とみなされ逆に離婚調停で慰謝料請求でも不利な結果になるリスクが出てきました。
自力による浮気調査は無理をしない範囲に留めて、本格的な調査は安全かつ確実に証拠を掴んでくれるプロに任せましょう。
相手に気付かれずに調査できる
GPSだけでなく素人の調査はすぐ相手にバレてしまいます。浮気を疑っているのがバレると相手は警戒して、簡単にはしっぽ出さなくなります。
そうなるとプロの調査員でも証拠を掴むのは困難になります。
人はごく親しい人が近くにいると、雰囲気で勘づいてしまうものです。
逆に見ず知らずの第三者が接近しても、尾行・監視だとはなかなか気がつきません。
プロの調査テクニックで気がつかれずに証拠を掴むことができるのです。
離婚調停や慰謝料請求に有利な確かな証拠が手に入れられる
いくら調査対象の浮気が確かなことでも、不貞が証明できる確かな証拠がなければ、裁判では認められません。
プロの調査員は間違いなく証拠が掴めるビデオカメラや高精度カメラを準備し、その扱いに精通しています。
プロに任せることで感情に左右にされずに生活できる
パートナーの浮気を疑うとき人は冷静ではいられません。
パートナーの浮気に対しても冷静に対処する必要があるのですが、現実にはなかなか感情をコントロールすることは難しいものです。
人生の一大事が発生しても、日常生活はいつもと同じように過ごさなければいけません。
その上で、自力での浮気を調べるのは精神的にも身体的にも大きな負担にもなりますし、また確かな証拠を得られる確証もありません。
プロの探偵に任せれば、精神的な負担を軽減させて、感情に押しつぶされずに生活を送れます。
まとめ
今回はGPSを使った浮気調査の方法をお伝えしました。
GPSの調査方法は、GPS発信機を取り付ける方法とスマホのGPS機能を使った方法の2種類。
GPSを使った浮気調査の大事なポイントは調査対象にバレてはいけないことでした。
また、ストーカー規制法の改正により、GPSを相手の許可無く使うことは違法になり、GPSの使用はより注意が必要になりました。
本格的な浮気調査はやはりプロの探偵に依頼する方が安心です。