うつ病による失踪は迅速な対応がマスト!最初にやるべき6つの行動

うつ病による失踪は迅速な対応がマスト!最初にやるべき6つの行動を詳しく解説

うつ病を抱える家族や知人が失踪した場合は、自傷や自殺の可能性を考慮し、迅速に対応する必要があります。

まずは警察に行方不明者届を提出し、うつ病であること、自殺の可能性もあることを説明しましょう。特異行方不明者として判断されれば、積極的な捜索対象となります。

特異行方不明者扱いにならなかった場合は、自身で探しながら、探偵に依頼することも検討してみてください。

本記事では、うつ病を発症して失踪した家族がいる方に向けて、失踪した際の対処法や、失踪者を探す方法を詳しく解説します。

目次

うつ病での失踪は迅速に探す必要がある

うつ病での失踪は迅速に探す必要がある

うつ病の人が失踪してしまった場合、自殺の可能性もあるため迅速に捜索する必要があります。

うつ病は精神的症状に気づく前に身体に不調が現れるのが特徴ですが、本人が気付かないケースも多い病気なのです。

数時間前までは調子が良くても突然体調を崩し塞ぎ込んでしまうなど、心理状態に波があります。

そのため、事情を知らない人からはなかなか理解をされにくいところがある病気です。

また、「嫌な現実から逃れたい」「1人になりたい」という気持ちが強くなると、自殺行為に走るケースもあるため、家族や身近な人たちは日々注意深く観察しなければなりません。

そもそも、日本では健康問題が原因で自殺する人の割合が一番多い傾向にあります。以下のグラフは、令和3年における自殺者数の推移と自殺の原因を表したグラフです。

自殺の原因・動機別自殺者数の年次推移
出典:「令和3年中における自殺の状況」警視庁(最終閲覧日:2023年7月10日)https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R04/R3jisatsunojoukyou.pdf

うつ病を含む健康問題で自殺した人は、約1万人で全体のおよそ半分を占めています。

うつ病の人が失踪したときは、一刻も早い捜索の必要があると自殺状況のデータからもうかがえるでしょう。

周囲が見てもわかりやすいうつ病の症状

厚生労働省「令和2年(2020)患者調査」では、うつ病・双極性障害(躁うつ病)の患者は119万4,000人という結果が出ています。(※1)

しかし、これはあくまでも医療機関を受診し、うつ病と診断された人数です。うつ病と診断されていない、いわゆる「潜在的うつ病」の人も多く存在しています。

家族や友人、パートナーが失踪する前に様子を思い返してみましょう。周囲から見て次のような症状があった場合、失踪の原因はうつ病の可能性があります。

  • 表情が暗い
  • 食欲がないようだった
  • 落ち着きがなくソワソワしていた
  • 涙もろくなっていた
  • 反応が鈍い
  • お酒の量が増えていた
  • 常に体調が悪そうだった
  • やらなければいけないことを後回しにしがちだった

(※1)厚生労働省:令和2年(2020)患者調査「(2) 傷病分類別 」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/dl/suikeikanjya.pdf

うつ病での失踪時に最初にやるべきこと6つ

うつ病で家族や友人が失踪した時に最初にやるべきことは、以下6つの項目です。

  • 警察に連絡する
  • スマートフォンやパソコンを確認する
  • 位置情報検索アプリや持ち物紛失防止タグを確認する
  • 前兆はなかったか思いだす
  • 自分でも心当たりのある場所を探す
  • 知り合いにも連絡する

それぞれ詳しく解説します。

1. 警察(最寄りの交番)に連絡する

警察(最寄りの交番)に連絡する

うつ病で家族が失踪したら、できるだけ早く警察に「行方不明者届」を提出しましょう。

うつ病などの心の病気が原因で失踪している場合、特異行方不明者として積極的に捜査してもらえる可能性が高いでしょう

特異行方不明者であるかどうかの判断は、行方不明発見活動に関する規則 第二条により、次のように定義されています。

(定義)第二条 この規則において「行方不明者」とは、生活の本拠を離れ、その行方が明らかでない者であって、第六条第一項の規定により届出がなされたものをいう。2 この規則において「特異行方不明者」とは、行方不明者のうち、次の各号のいずれかに該当するものをいう。一 殺人、誘拐等の犯罪により、その生命又は身体に危険が生じているおそれがある者二 少年の福祉を害する犯罪の被害にあうおそれがある者三 行方不明となる直前の行動その他の事情に照らして、水難、交通事故その他の生命にかかわる事故に遭遇しているおそれがある者四 遺書があること、平素の言動その他の事情に照らして、自殺のおそれがある者五 精神障害の状態にあること、危険物を携帯していることその他の事情に照らして、自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある者六 病人、高齢者、年少者その他の者であって、自救能力がないことにより、その生命又は身体に危険が生じるおそれがあるもの

出典:「行方不明者発見活動に関する規則 第二条(定義)」e-Gov法令検索(最終閲覧日:2023年7月10日)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=421M60400000013#Mp-At_2

そのため、行方不明者届を提出する際は、失踪者がうつ病であること、自殺の可能性があることをしっかり伝えることが大切です

これは失踪者が認知症である場合も同様です。

また、警察に届ける際には本人の顔写真と個人情報が必要です。事前に準備しておくとスムーズに届出できます。

2. スマートフォンやパソコンを確認する

スマートフォンやパソコンを確認する

失踪者のスマートフォンやパソコンから、失踪前後の行動を確認しましょう失踪する前に考えていたことや調べていたことなど、失踪の手がかりが見つかるかもしれません。

たとえば、スマートフォンやパソコン内のメモや、インターネットの検索履歴などに注目してみてください。

3. 位置情報検索アプリや持ち物紛失防止タグを確認する

失踪者が自身のスマートフォンに位置情報検索アプリをダウンロードしていたり、持ち物紛失防止タグを所有したりしている際に活用できる方法です。

ただし、誰にも探されたくないという気持ちから、失踪時にアプリの設定をオフにしている可能性があります。

位置情報検索アプリはうつ病による遁走癖がある人のお守り代わりになります。本人合意の上でアプリをダウンロードして、もしものときのために家族内で共有しておきましょう。

持ち物紛失防止タグは、Appleが発売しているAirTagが有名です。

位置情報検索アプリと同じで、本人の合意なしで持ち物に忍ばせると違法にあたる可能性が高いです。必ず事情を説明した上で、身につけてもらいましょう。

4. 前兆はなかったか思い出す

警察への届け出と同時に、失踪する前に前兆はなかったかを思い出しましょう。

何かに失望したような行動や言動がなかったか、または助けを求めるような発言をしたりしていなかったかなど思い出してみてください

失踪者の直前の行動には、失踪先の手がかりが隠されている可能性があります。

どんな小さなことでも良いので、思い出したことや気になったことはメモして残しておきましょう。

5. 自分でも心当たりのある場所を探す

探偵の依頼と同時に、自分でも心当たりのある場所を探しましょう。たとえば、本人が好きだった場所や落ち着けると言っていた場所などです。

また、失踪時の移動方法も考慮する必要があります。徒歩で移動したのか、自転車や自動車などを利用しているのかで、移動できる範囲も変わります。

6. 知り合いにも連絡する

実家の家族や親戚または職場の人間や知人など、本人を知っている人にも失踪した事実を伝えましょう。知り合いに伝えておくと、失踪者の情報をより多く取得できます。

また周囲の人に尋ねると「実は一緒にいる」とか「居場所を知っている」などの情報が聞き出せて捜索に進展がみられるかもしれません。

失踪のことを周囲の人に知られたくないと思うかもしれませんが、なるべく早い解決に向けて心当たりがある人への連絡は重要です。

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警察が積極的に捜索してくれない場合は探偵への依頼がおすすめ

警察が積極的に捜索してくれない場合は探偵への依頼がおすすめ

警察へ行方不明者届を提出し、特異行方不明者として受理されなかった場合は、民事不介入の原則から警察は積極的な捜索ができません。

万が一そうなってしまったときは、警察の捜索による迅速な解決は望めないでしょう。しかし、自力での捜索による早期解決は非常に困難です。

警察が積極的に捜索してくれない場合は、人探しのプロである探偵に依頼するのがおすすめです。

探偵には過去の事例や経験、独自の捜査方法など、人探しにおいてさまざまな強みがあります。依頼後すぐに行方不明者の捜索に取りかかるため、問題の早期解決につながります。

探偵に依頼する際に用意しておきたいもの

探偵に依頼する際に重要になるのが事前の準備です。

探偵は行方不明者を探す際に、以下のような情報を手がかりに捜査を行います。

  • 行方不明者の顔写真
  • 行方不明者の携帯やパソコン
  • 行方不明時の服装
  • 部屋の中にあるレシートやごみ
  • 日記やメモ帳
  • 読んでいた本や雑誌
  • 家族への聞き込み
  • 通院している場合の病院への聞き込み

行方不明になっている人の捜索をスムーズに進めるためにも、できるだけ多くの情報を提出しましょう。

うつ病の人が失踪する理由

うつ病の人が失踪する理由

うつ病の人の失踪を未然に防ぐには、まずうつ病の人が失踪してしまうのか、その主な理由について把握しておく必要があります。

うつ病の人が失踪する理由としては、次のようなものが挙げられます。

  • 急に1人になりたくなる
  • 周囲の理解が得られない
  • 無意識のうちに気持ちが楽になる場所に向かっている
  • つらい現状から逃げ出したくなる
  • 死にたくなる

うつ病は、家庭の問題や職場の人間関係、仕事での失敗など、人によって理由はさまざまです

うつ病になる理由も失踪してしまう理由も、本人にしかわかりません。そのため、本人と向き合い、きちんと話を聞くことが大切です。

うつ病での失踪を繰り返さないようにするには?

うつ病での失踪を繰り返さないようにするには?

うつ病での失踪を繰り返さないためには、以下のような対応が重要です。

  • 無事で帰ってきたことに感謝して優しく出迎える
  • 失踪したことを怒るのではなく受け入れる
  • 焦らさずゆっくりと話を聞く
  • 本人から話をしてくれるように環境を整える
  • 仕事や学校を休ませる(辞めさせる)

決して本人を責めたり、失踪した理由を聞き出そうと追い込んではいけません

本人が落ち着く環境を用意し、悩みを打ち明けられるようになれば、1人で悩まずに失踪する可能性も少なくなります。

それでも繰り返し失踪してしまう場合は、うつ病患者の支援団体やプログラムに参加して、根本原因の改善に取り組むことをおすすめします。

うつ病での失踪は自殺の可能性を含めて早急に解決することが重要

本記事では、うつ病で失踪した人を探す方法として、失踪時に最初にやるべきことと失踪した人を迅速に探す方法を詳しく解説しました。

うつ病の人が失踪した場合は、まず警察に連絡しましょう。

スマートフォンやパソコンなど、失踪者の身の回りのものを確認し、失踪の前兆はなかったかどうかを改めて思い返すことも大切です。

自殺や自傷などの危険性があるため、うつ病で失踪した際はなるべく早く解決するのが重要です

万が一警察で特異行方不明者扱いにならなかった場合は、探偵に依頼して早期解決に努めましょう。

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