浮気の定義は?不倫との違いや浮気の兆候4つも紹介

浮気の定義は?不倫との違いや浮気の兆候4つも紹介
浮気調査

浮気と聞いて、どこからが浮気に当てはまるのか判断に困る人もいるかもしれません。特にパートナーが他の女性と会っているかもと思った場合、浮気かどうかを判断する基準が必要です。また、浮気に似た言葉として不倫が挙げられますが両者に違いはあるのでしょうか。

この記事では浮気の定義や不倫との違い、浮気の兆候などを紹介します。パートナーが浮気をしているかもという方はぜひ参考にしてみてください。

目次

浮気に明確な定義はない

浮気に明確な定義はない

結婚していながら浮気した場合、離婚や慰謝料請求の原因になります。しかし、浮気そのものについて法律で定義されているわけではありません。このように浮気について法律で明文化されていないのは倫理的、文化的な背景によって浮気についての捉え方が異なるためです。

浮気と捉える感覚は人それぞれ

浮気について明確な定義はないため、どこからを浮気と捉えるのか、感覚は人それぞれです。例えば、パートナー以外の異性と一緒に食事に行くことを浮気とする人もいれば、食事程度であれば気にしない人もいます。

人によってはキスだけでも浮気と感じない人もいるでしょう。このように、どこからが浮気であるのかは人それぞれといえます。そのため、自分では浮気と思っていてもパートナーが浮気と思っていないという可能性もあるでしょう。

浮気と不倫の違いは?

浮気に明確な定義がないため、不倫との違いも明確な線引きはありません。一般的には次のように使い分けられる傾向にあります。

  • 浮気:既婚・未婚に関わらず配偶者・交際相手以外の異性に心を移す
  • 不倫:既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つ

しかし、人によっては配偶者以外と肉体関係を持っていなくても、食事をしたり買い物に行ったりといった行動を不倫とするケースもあるでしょう。

【男女別】浮気のきっかけ

【男女別】浮気のきっかけ

浮気についての定義は曖昧ですが、男性、女性ともにどのようなきっかけで浮気をしてしまうのでしょうか。ここでは男性、女性別で浮気のきっかけを解説します。

男性の浮気のきっかけ

男性が浮気をしてしまうきっかけとして挙げられるのが次のようなケースです。

  • パートナーの女性からの叱責が多い
  • パートナーの女性とセックスレスになっている
  • パートナーの女性と意見のずれが目立ってきた
  • 同窓会で学生時代の恋人と再会した
  • 職場にタイプの女性が入社してきた
  • SNSで昔好きだった人とつながった
  • 安心感を得られる女性と出会った

上記のようにパートナーとの関係性を理由に浮気をする男性もいれば、パートナーとの関係に変化がなくても浮気をしてしまう男性もいます。

女性の浮気のきっかけ

男性が浮気をしてしまう理由と同じく、女性の場合もパートナーとの不仲が原因で浮気をしてしまう人もいます。

女性が浮気をしてしまうきっかけとして、具体的に以下が挙げられます。

  • パートナーが女性として扱ってくれない
  • パートナーがスキンシップをしてくれない
  • パートナーが育児や家事に協力的でない
  • 過去に好きだった人と再会した
  • 異性に迫られて断れなかった
  • パートナーが浮気をした仕返しがしたかった

浮気の兆候4選

男女ともに浮気の兆候は次のとおりです。

  • 帰宅が遅くなる
  • 服や持ち物に変化が現れる
  • セックスレスになる
  • 態度に変化が現れる

このような兆候が複数現れた場合、パートナーの浮気が疑われるでしょう。

帰宅が遅くなる

仕事終わりに浮気相手と会っているのであれば、帰宅が遅くなってくるでしょう。

帰宅が遅くなった際の言い訳として考えられるのが「仕事が忙しい」「同僚(友人)と飲んでくる」などです。帰宅が遅くなるだけでなく、多忙を理由に休日出勤と偽るケースもあります。

服や持ち物に変化が現れる

浮気相手の趣味や好みに合わせるために、服や持ち物に変化が現れる人もいます。今までは好んで着なかった服を着用するようになったら、浮気の可能性が考えられるでしょう。

服や持ち物は自分で購入したものとは限りません。浮気相手から服や小物をプレゼントされることもあります。見慣れない服や小物があった場合、浮気相手からのプレゼントかもしれません。

セックスレスになる

セックスレスになる

浮気相手に心が向いてしまっていると、パートナーとのスキンシップが減っていく傾向にあります。パートナーとのスキンシップが減っていった結果、セックスレスになってしまいます。

仕事や体調を理由に要求を拒否することは考えられます。しかし、何度も繰り返し拒否するようであれば、浮気の可能性があります。

態度に変化が現れる

浮気をしている人はパートナーに対しての態度に変化が現れます。例えば、浮気相手にのめり込んでしまっている場合、パートナーに対して冷たくなるかもしれません。

反対に浮気がバレたくない、罪悪感を感じている人の場合、急に優しくなる可能性があります。冷たくなる、優しくなるいずれの場合であっても、態度に変化が現れたら浮気を疑いましょう。

不倫が原因で離婚は可能

婚姻関係にあるパートナーが浮気(不倫)をした場合、離婚の原因として認められます。

たとえ浮気をしたパートナーが離婚を認めなかったとしても、離婚調停や離婚裁判で浮気を証明できれば、離婚可能です。

不貞行為が成立しないケース

パートナーの浮気を理由に離婚するには、不貞行為が成立する必要があります。不貞行為とは民法にて離婚の理由として定められている行為です。具体的には配偶者以外の人間と自らの意思で肉体関係を結ぶことを指します。

しかし、次のように不貞行為が成立しないケースもあります。

  • 風俗店に行った
  • 肉体関係がない
  • 既婚者であることを知らない
  • 婚姻関係が破綻している
  • 時効が発生している
  • 証拠が揃っていない

パートナーの浮気を理由に離婚や慰謝料請求を検討しているのであれば、どのようなケースが不貞行為が成立しないのかを把握しておきましょう。

風俗店に行った

風俗店に行った

風俗に行ったことは、不貞行為として成立しない可能性があります。男性のなかには、風俗店に行ったからといって相手に好意を抱いているわけではないとする考えがあります。

一方、女性の場合、肉体関係を結んだのだから好意を抱いていると考えるのは一般的です。このように男性、女性で考えが交錯するため、不貞行為として成立させるのは難しいと考えられています。

肉体関係がない

不貞行為とは配偶者以外との肉体関係を指します。そのため、浮気相手と肉体関係がなかった場合、離婚の理由としては認められないでしょう。

人によっては肉体関係がなくても、浮気と考えることもありますが、離婚調停や裁判では認められることは難しいのが一般的です。

既婚者であることを知らない

既婚者であることを浮気相手が知らなかった場合、不貞行為には問えない可能性があります。

浮気相手がパートナーが既婚者であることを知らなかった場合、浮気相手も被害を被ることになります。そのため、離婚をしようとしても検討の余地があると判断されてしまいます。

婚姻関係が破綻している

パートナーが浮気をしていても、すでに婚姻関係が破綻している場合は離婚が認められないでしょう。

例えばすでに別居をしているといった場合、浮気が離婚の原因として認められるのは難しくなります。

時効が発生している

浮気にも時効があります。基本的には浮気相手を知ってから3年で時効を迎えます。また、浮気から20年経過しても離婚や慰謝料を請求しないと時効が成立してしまいます。

そのため、時効が成立しているのであれば、パートナーの浮気を理由に離婚が認められるのは難しいでしょう。

証拠が揃っていない

浮気を理由に離婚をするには証拠が必要です。証拠が揃っていなければ、離婚調停や裁判でパートナーの浮気を認めてもらうことはできません。

浮気による離婚を認めてもらうためには、証拠を集めるようにしましょう。

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慰謝料は不倫相手にも請求可能

慰謝料は不倫相手にも請求可能

パートナーが浮気をした場合、離婚だけでなくパートナー、さらには不倫(浮気)相手にも慰謝料の請求が可能です。

不倫相手に対して慰謝料を請求するのであれば次のような2つのポイントを把握しておきましょう。

  • 不倫相手の名前や住所が必要
  • W不倫は自分も慰謝料を請求されかねない

不倫相手の名前や住所が必要

不倫相手に慰謝料を請求するにはどこに誰なのか、名前と住所が必要です。

不倫相手に慰謝料請求の旨を伝えるには、直接会いに行くことも可能です。しかし、直接会ってしまうとトラブルにつながりかねません。そのため、内容証明郵便を送るのが一般的です。

内容証明郵便を不倫相手に送る場合、当然相手の名前と住所が欠かせません。

相手の名前と住所が分からないのであれば、パートナーに確認してみましょう。相手が不倫相手との関係を解消しようとしているのであれば教えてくれるでしょう。

不倫相手の勤務先に送るのは避ける

内容証明郵便は不倫相手の勤務先であっても送付可能です。不倫相手本人の住所が分からなくても、勤務先であれば分かるかもしれません。例えば、不倫相手がパートナーの同僚であれば、勤務先に送るという選択もあります。

しかし、不倫相手の勤務先に内容証明郵便を送るのは避けましょう。勤務先に慰謝料請求の内容証明郵便を送ることは、不倫相手のプライバシーを侵害しかねません。同様に勤務先への電話も避けましょう。勤務先への電話はプライバシーの侵害だけでなく、執拗な電話は威力業務妨害罪にあたる恐れがあります。

W不倫は自分も慰謝料を請求されかねない

パートナーが浮気している相手が独身とは限りません。浮気相手も既婚者である可能性があります。

いわゆるW不倫の場合、自分も慰謝料を請求されかねないというリスクがあります。

W不倫における慰謝料は、互いに請求することになるため、当事者同士で話し合い請求しないとするケースもあります。

しかし、自分のパートナーが不倫を主導している、すでに自分たちは婚姻関係が破綻しているといった場合、不利になり慰謝料を請求されるかもしれません。

不倫で離婚・慰謝料請求するための証拠は?

不倫で離婚・慰謝料請求するための証拠は?

不倫で離婚、慰謝料請求するためには証拠が欠かせません。具体的には次のような物が証拠として機能します。

  • 性行為が分かる写真や動画
  • 性行為を思わせるメッセージ
  • 不倫相手からのメッセージやカードの明細

性行為が分かる写真や動画

性行為が分かる写真や動画はそれだけで十分な証拠になるでしょう。

例えば実際に性行為の様子を捉えた写真や動画があれば、大きな証拠として機能します。しかし、性行為の様子を捉えた写真や動画を集めるのは困難です。

性行為の様子を捉えた写真や動画でなくても、パートナーと浮気相手がホテルに入室する写真や動画も不貞行為を証明可能です。このような写真、動画を撮影する際は次のポイントを押さえておきましょう。

  • 2人の顔がはっきりと分かる
  • 入室、退室する場面を捉える
  • 撮影した日時が分かる
  • 撮影場所がどこだから分かる(ホテルの看板など)

性行為を思わせるメッセージ

性行為を思わせるSNSのメッセージやメールも、不貞行為の証拠として認められる可能性があります。例えばパートナーから浮気相手に送っている性行為を思わせるメッセージを見つけたら、写真に収めておきましょう。

性行為を思わせるメッセージをパートナーのスマートフォンから探し出す際は注意が必要です。

無断で他人のSNSにログインする行為は不正アクセス行為として、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。(※1

(※1)富山県警:不正アクセス禁止法について

https://police.pref.toyama.jp/6129/soshikiichiran/6129/fusei.html

不倫相手からのメッセージやカードの明細

不倫相手とのメッセージや不倫相手との旅行や食事で使ったであろうクレジットカードの明細なども証拠になり得ます。しかし、これらはあくまで間接的な証拠です。ひとつだけでは証拠としての効力は弱いでしょう。

そのため、不倫相手からのメッセージ、クレジットカードの明細など複数を組み合わせることで、証拠としての効力を高められます。

探偵による調査報告書も証拠になる

探偵による調査報告書も証拠になる

パートナーが浮気しているかどうかの証拠は、探偵に調査を依頼するのがおすすめです。浮気の証拠を自力で集めるには時間がかかるうえに、パートナーや浮気相手にばれかねません。

しかし、探偵であれば専門的なスキルを用いて調査するため、パートナーや浮気相手にばれるリスクを減らせます。また、探偵が調査終了後に提出する調査報告書も浮気の証拠となり得ます。

調査報告書が浮気の証拠として効力を発揮するかどうかは次のような点に着目しましょう。

  • 証拠となる写真がピンぼけしていない
  • 証拠写真を撮影した時刻が分かる
  • 調査内容が時系列でまとめられている
  • 客観性に基づく内容になっている
  • 調査現場の最新地図が添付されている

探偵によっては適切な報告書を提出してくれない可能性があります。そのため、依頼前にどのような調査報告書を提出してくれるのか、サンプルを確認させてもらうのが大切です。

探偵であれば浮気相手についても調査可能

探偵にパートナーの浮気調査を依頼した場合、誰と浮気をしているのかも調査してもらえます。誰と浮気をしているのかは、浮気相手に慰謝料を請求するうえで欠かせない情報です。

自分で浮気相手について調査しようとすると、法律に抵触しかねません。例えば、住所を特定しようと浮気相手の後をつける行為はストーカー規制法の対象です。このようなリスクを回避するためにも、探偵に調査を依頼しましょう。

探偵の尾行は認められている

一般人による尾行はストーカー規制法の対象になります。しかし、浮気調査の依頼を受けた探偵の場合、尾行や張り込みは認められています。

この際、注意すべきなのが、すべての探偵が尾行や張り込みを認められているわけではないということです。

探偵は警察署を経由して、公安委員会に探偵業開始届出書を提出しなければなりません。探偵業の届出を提出していない場合、尾行や張り込みは認められません。

まずは依頼する探偵が届出を提出して、探偵業届出証明書を受けているかを確認しましょう。一般的にホームページや営業所に届け出について記載があります。

パートナーが浮気しているかも思ったらすぐに証拠を集めよう

浮気や不倫について明確な定義はありません。人によっては肉体関係があれば浮気、食事だけでも浮気と見なします。しかし、浮気によって離婚や慰謝料を請求するには不貞行為を証明できなければなりません。

不貞行為を証明するには肉体関係が分かる写真やメッセージが有効です。不貞行為の証拠を集めるには時間がかかります。そのため、探偵に調査を依頼するのがおすすめです。探偵であれば浮気相手についても調査可能です。

アイヴィ・サービスは浮気調査に対応しています。パートナーが浮気をしているかもと思ったら、すぐに証拠を集めることが大切なため、ぜひご相談ください。

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