音信不通の家族を探す方法とその手順とは?注意点なども徹底解説!

音信不通の家族を探す方法とその手順とは?注意点なども徹底解説
人探し

家族が音信不通になったときは、失踪の原因や居場所特定の手がかりになる情報を集めるために、まずは状況把握をすることが大切です。ただし、行方不明者が計画的に失踪した場合や第三者の関与がある場合、居場所を特定されないよう証拠を処分してから失踪している可能性が高いため、個人的な捜索で見つけ出すのは非常に難しいでしょう。

この記事では、音信不通の家族を探す方法や注意点について詳しく解説します。

目次

手がかりを発見する方法と注意点

音信不通の家族を探し出すには、ゴミのチェックやインターネットの検索履歴の確認など、失踪した時点の状況をできるだけ把握することが大切です。現状把握をすることで、失踪の手がかりとなるヒントが得られる可能性があります。

しかし、手がかりを探し出す際は次の点に注意しましょう。

  • 見落としを避ける:一見関係ないものでも重要な手がかりが隠されている可能性がある
  • 決めつけて行動しない:先入観に囚われると肝心な手がかりを見落としかねない
  • 落ち込まない:感情的にならずに冷静に手がかりを探す

ゴミをチェックする(ガーボロジー)

ゴミをチェックする(ガーボロジー)

ガーボロジーとは行方不明者のゴミを調べて分析することで、探偵やジャーナリスト、調査機関なども行う定番の調査方法です。

失踪前に見られたくないものを処分したとしても、ゴミの中には失踪の理由や失踪先の手がかりが隠れている場合が多いものです。例えば、ゴミ箱に捨てられたレシートクレジットカードの明細から、購入したものや移動手段の乗り物のチケット購入履歴がわかる場合があります。督促状が捨てられていれば、行方不明者が借金に苦しんでいたことが推測できるでしょう。

このようにガーボロジーは、捨てられているゴミを分析することで、行方不明者が抱えていた問題や失踪先の手がかりを推測できる有効な手段です。

ゴミ箱の中身だけでなく、机の周りベッドの下などに紙屑が落ちていないかも細かくチェックしましょう。行き先や失踪の手助けをした第三者の連絡先などを記したメモが残されている可能性もあります。

通帳・キャッシュカード・クレジットカード

通帳が残っていたら、銀行やATMに行き記帳してみましょう。失踪後の入出金明細がわかるかもしれません。直近で大金を引き出していたら長期的な失踪だと推測できます。

また、カードやローンの引き落としが何ヶ月も滞っていれば、失踪の原因が借金だと予測できるでしょう。

行方不明者の置き手紙・メモ・手帳

置き手紙があれば、内容はともかく本人の意志で失踪した事実が確認できます。 メモ・手帳などの中で探すものは以下の通りです。

  1. 失踪した理由 ・失踪先の手がかり
  2. 帰る意思の有無
  3. 他の人の関与があるのかどうか
  4. 自殺の可能性があるのかどうか

書籍・雑誌・趣味のもの

部屋の中にある趣味の物や読んでいた本・雑誌を見れば、直近の行方不明者が何に影響を受けていたかが分かります。例えば教団の教本や小冊子などがあった場合、新興宗教・カルト教団の関与が疑われるでしょう。

「ないもの」からわかることもある

手がかりになるものは部屋にあるものだけではありません。「ないもの」からも行方不明者の心理を読み取れます。例えば、洋服ダンスの引き出しが空の場合、洋服を多く持ち出していることから長期的な失踪だと推測できます。

本人の仕事道具がなければ、失踪先でも同じ仕事をするつもりではないかという仮説を立てられます。技術が必要な仕事や特殊な仕事ならば、仕事先を手がかりに行方不明者の居場所を探し出すことができるかもしれません。

ネットの履歴やSNSなどをチェック

ネットの履歴やSNSなどをチェック

行方不明者のパソコンが残っている場合は、インターネットの閲覧履歴を確認してみましょう。私物のパソコンであれば、ブラウザがログイン済みのままになっている可能性があります。また、行方不明者のアカウントやパスワードがわかるのであれば、自分のスマホなどから行方不明者のアカウントにログインし、クラウド上のデータを確認できます。

SNSのアカウントがわかる場合は、残された投稿から直近の様子を把握できる可能性があります。悩みや愚痴、最近興味があるもの、恋人の存在など投稿された発言や画像から、失踪の原因や現在の居場所の手がかりを発見できるかもしれません。

また、SNSのフォロワーなど、ネット上のつながりにも注目しましょう。 ネット上で親しくなった人を頼って失踪するケースも多いため、DMを送るなどしてできる限り聞き込みを行いましょう。

交友関係・仕事関係の聞き込み

友人や同僚など行方不明者とつながりはある人には、できる限り聞き込みを行いましょう。

行方不明者が失踪した原因・動機によっては、家族と連絡を絶っていても、ごく一部の友人や知人とは連絡を取り合っているケースも少なくありません。場合によっては聞き込みだけであっさりと居場所が分かることもあります。そのため、あまり親しい印象はない人物であっても、少しでもつながりがある場合は漏らさず当たることが大切です。

聞き込み方法は手軽な電話やメールだけでなく、できるだけ直接話を聞きに行きましょう。聞き込みをした相手が行方不明者の居場所を知っていたとしても、ほとんどの場合は行方不明者から口止めされています。しかし、メールや電話では教えてくれなくても、直接会って真摯にお願いすることで、心を動かしてくれるかもしれません。

個人でできる家族の捜索方法

現状把握によって判明した手がかりをもとに、行方不明者を捜索しましょう。残された情報や条件によって捜査の難易度は大きく変わります。また、音信不通になった原因・動機によっては、捜索していることを公にしない方が良い場合もあるでしょう。

以下では個人でできる家族の捜索方法について、できるだけ周りに知られずに探す方法から順に紹介します。

通帳やカード情報で探す

通帳やカード情報で探す

通帳番号や口座のIDやパスワードが分かり、変更されていない場合は、入出金明細からおおまかな足取りを掴めることもあります。現金がATMで引き落とされた場合、銀行の名前の右側に記号や番号が明示されます。明示された番号を銀行のATM検索で照合すると引き落しをしたATMが分かるため、その時点での行方不明者の足どりに辿りつくことができます。

銀行からお金をおろしている形跡があり、口座残高が少ない場合は、まとまった金額を入金しておくと良いでしょう。再びお金をおろしたときに居場所を絞り込むことができるだけでなく、お金に困って犯罪へ走ったり、危険な仕事についたりすることを防止できます。

スマホのGPSで探す

スマホのGPSから相手の位置情報を確認する方法です。この方法を利用できるのは、行方不明者が失踪時と同じスマホを持ち歩き、スマホ情報が手元にある場合に限られます。

 スマホのアプリ「iPhoneを探す」「デバイスを探す」などで、スマホがどこにあるかが特定できます。

住民票や戸籍附票で家族の居場所を探す

行方不明者が転居先で住民票を取得し、普通に市民生活を送っている場合に有効な方法です。家族であれば、地元の役所の住民票などを使って住居の引っ越し先などが特定可能です。なお、家族以外の者が住民票や戸籍附票を取得するには委任状が必要です。

住民除票で探す

住民除票は転出や死亡によってその地域の住民票から外れたものです。住民除票には転出先の住所、転出先の年月日、死亡している場合は死亡年月日が記されています。以前は除票の保存期間は5年間でしたが、令和元年の改正で150年に延長されました。そのため、記録が残っている限りは転居先を確認することが可能です。

ただし、平成26年3月31日以前に消除された記録に関しては、保存期間は5年のままだったため廃棄されています。

戸籍附票で探す

戸籍附票は本籍を定めてから、それ以降の住民票の移り変わりを記録したものです。本籍地のある役所で取得できます。そのため、本籍から転居先の全ての住所と転居日を確認可能です。

住民除票同様、保存期間が150年に延長されましたが、平成26年3月31日以前に消除された記録は5年間の保存期間だったために廃棄されています。

住民基本台帳は通常では一般人は閲覧できない

住民基本台帳とは地域の住民票をまとめたもので、住んでいる人の氏名・生年月日・性別・住所などが記録されています。

以前は一般市民も自由に閲覧できたため、住民基本台帳は人探しの有効な手段の1つでした。しかし、平成18年の住民基本台帳法改正により閲覧制限が施行され、基本台帳の写しを閲覧できるのは国及び地方公共団体正当な理由を持つものに限定されました。(※1

そのため、現在では個人の住民基本台帳を閲覧することはできません。

身元不明者情報の閲覧

身元不明者情報の閲覧

主に高齢者になりますが、身元不明のまま保護された人の情報が各都道府県や県警のHPなどで公開されています。

こちらのページから各都道府県の情報へアクセスできます。

各自治体でフォーマットは異なりますが、推定年齢、保護されたときの年月日、保護されたときの服装や、身長や身体的特徴などが記載されています。

行方不明遺体者情報の閲覧

残念ながら消息が不明な人の中には、既にこの世にいない人もいます。身元不明の遺体については、各県警のHPで情報が公開されています。 「身元不明死者情報ページのリンク集」から各県警の身元不明死者情報へアクセスできます。

照会番号があるPDFファイルでは、遺体が発見された場所、日時のほか、本人の着ていた服装の写真が添付されています。現状把握で確認した本人の服装などと照合してみてください。

Googleを使って人探しをする

Googleの検索機能を使って音信不通の家族を探す方法は次のとおりです。

捜索方法概要
通常検索で探すGoogle検索で「名前 出身校」「名前 勤め先」などのKWで検索
画像検索で探す探している家族の顔写真をアップロードしてGoogleの画像検索をする
Googleパーソンファインダーで探すGoogleパーソンファインダーで「人を探している」を選び、本人の名前を記入して「この人を探す」をクリックする

AIによる顔認証の精度が上がり、顔の画像を使って同じような顔を検索できるようになったため、失踪した家族がインターネットで顔を掲載している場合は有力な情報を得られる可能性があります。

また、災害時における安否確認であるGoogleパーソンファインダーで検索すれば、該当者登録されているのであれば安否情報を確認可能です。詳細画面に本人の推定年齢や住所や特徴が記載されています。

専門アドバイザーが責任を持って対応いたします
お電話しづらい方はこちらから メール相談窓口

なかなか手がかりが掴めない場合の探し方

いままで紹介した方法を全て行っても有力な手がかりを得られなかった場合は、家族の情報を公開することで情報収集を行いましょう。集まる情報には的外れなものもあり、なかには冷やかしや中傷などもあるでしょう。 惑わされることなく、信憑性の高い情報だけを集めることが大切です。

人探し専門の掲示板を使う

ネット上には人探し専門の掲示版がいくつか存在します。しかし、なかには音信不通になった初恋の人や同級生などを探す趣旨のサイトもあるため、音信不通になった家族を探すための掲示版は以下のサイトがおすすめです。

日本失踪者捜索協力機構【MPSジャパン】

尋ね人の掲示版

実際に掲示版に掲載すると、情報提供があり、行方不明者の居場所を特定できる確率が上がります。

Twitter・Instagram・TikTokなどを使って探す

Twitter・Instagram・TikTokなどを使って探す

X(旧Twitter)、Instagram、TikTokは若年層の利用者も多いため、若い行方不明者の捜索に有効です。

Xの場合、ポストの内容に行方不明者の顔が分かる写真、名前、失踪日の基本情報、拡散を呼びかけるハッシュタグ、情報提供先の連絡先を記入します。

基本情報(プロフィール)には、行方不明者に関しての情報を記載しておきましょう。身体的な特徴、連絡が取れなくなった場所や失踪時の服装などを具体的に記述することがポイントです。

Xの無料版のポストには文字制限があるため、無料で利用する場合はメモ書きをスクリーンショットすることで一度のポストで長文を投稿できます。また、フォロワー数の多いインフルエンサーに拡散を依頼すると、より早く広範囲に情報が拡散されるでしょう。 

拡散性を高めるために、次のようなハッシュタグをつけることも大切です。

#行方不明
#家出
#家出少女
#人探し
#拡散希望
#都市名(地域)
#尋ね人

ポスターやビラの配布・尋ね人の新聞広告を出す

古典的で一定の費用がかかる方法ですが、配布場所をきちんと選定することで有益な情報を得られる可能性があります。

この方法で情報を収集するには、媒体選びや地域選びが何より重要です。ポスターを貼る場所やビラを配布する場所は、行方不明者の手がかりが掴めそうな場所に絞り、粘り強く続けましょう。

とくに新聞は1日で読まなくなるため、より多くの費用をかけて繰り返し広告を打たなければ効果が期待できません。

警察へ行方不明者届(旧捜索願)を出す

警察に行方不明者届を提出すると、事件性がないと判断された案件は「一般行方不明者」として警察のデータベースに登録されます。全国の警察で目撃情報があった場合は、行方不明者届を出した家族の元に情報を届けてくれる仕組みです。また、警察が行方不明者を見つけたとき、家族が探していることを伝えてくれます。

一方、事件性がある場合や身体生命に危険があると判断された案件は「特異行方不明者」としてただちに警察の捜索が開始されます。

特異行方不明者とみなされる条件は以下の通りです。(※2

  1. 犯罪に巻き込まれ、生命や身体が危険に遭う可能性がある人
  2. 犯罪の被害にあう可能性がある未成年
  3. 行方不明になる直前の状況で、命に関わる事故に遭遇している可能性がある人
  4. 遺書がある、普段の行動から自殺する可能性がある人
  5. 心が不安定、危険物を持っているなどの事情で、自身や他人を傷つける可能性のある人
  6. 病人、高齢者、年少者、または自力で自分を守れないで危険に合う可能性の高い人

今までの方法で見つからない場合は、まずは警察に相談して行方不明者届を提出しましょう。

なお、行方不明者届を提出できるのは親権者、配偶者、後見人など、家族や監護者、行方不明者の福祉に関する事務に従事する者のみです。そのため、行方不明者との関係が薄い場合は届出をしても受理されない可能性があります。

行方不明者届を提出できるのは、下記に該当する警察署です。

  • 「行方不明者が行方不明になった場所の所轄」
  • 「行方不明者が住んでいた場所の所轄」
  • 「届け出る人の所轄」

提出時には行方不明者の写真や情報、届け出をする人の身分証明書と印鑑を持参しましょう。

行方不明者届出が受理されない場合

行方不明者自らが捜索を拒否する「不受理届」を提出している場合は、行方不明者届が受理されません。本人の意志から出した届なら問題ありませんが、なかには強制的に届出させられているケースがあるため注意が必要です。第三者の関与が疑われる場合は、不受理届を額面通りに受け取らないほうがよいでしょう。

不受理届が受理されていると警察は関与できません。そのため、解決するには家族が自力で探すかプロに調査依頼をするかの二択になります。

家族が音信不通になるケースでよくある7つのタイプ

音信不通の家族を自力で探す際は、なぜ行方をくらませたのか理由を把握しておくのもポイントです。

ここでは家族の音信不通でよくあるタイプを解説します。

1. 意図しない音信不通

本人の意図しない連絡が途絶えてしまい、一時的に行方が分からなくなるケースがあります。例えば一人暮らしをしている子供と連絡が途絶えてしまったケースで考えてみましょう。

普段からあまり連絡を取っておらず、年に数回メールやLINEをする程度だった場合、本人が携帯番号を変えたことを親に知らせるのを忘れてしまっていた、という場合もあるでしょう。また、引越しの住所を知らせ忘れている、親からの手紙や訪問にも気づかないケースなど、どれも結果的に連絡が途絶えてしまっただけで、本人に特別な意図はありません。

このような意図しない音信不通タイプは、比較的すぐに解決することが多いでしょう。

2. 意図的・計画的な失踪

2. 意図的・計画的な失踪

行方不明者ののっぴきならない事情によって意図的・計画的に失踪を企てた場合、居所を探すのは困難です。家族に連れ戻されないよう、失踪先につながる痕跡を徹底的に消していることが多いからです。

家に戻る気がない計画的な失踪は、金銭面で困らないように時間をかけて準備をしています。 家族が把握している口座やクレジットカードを使って、所在を知られるような行為もしません。

家族の捜索の手が少しでも自分に近づくことを警戒しているため、転居を繰り返す場合も多く、音信不通になった家族の中で一番探し出すのが難しいタイプです。

3. 発作的な失踪

前述の計画的なタイプとは真逆で、無計画で突発的な家出です。何の準備もなく着の身着のままで飛び出しているので、持ち金が尽きれば、たちまち生活 に行き詰まります。

野宿するにしても、外での寝泊まりは想像以上に過酷なものです。余程のたくましさがないと無計画の失踪に耐えられず自分で家に戻るか、家や仕事場に残された足取りから家族に連れ戻されるほか、行き詰った結果携帯やカードを利用してその履歴で足取りがつく場合が多いでしょう。

一方で、事件や事故に巻き込まれる可能性が高いのもこのタイプです。一夜の宿を求めてSNSで知り合った人の部屋に泊まったり、仕事を求めて見ず知らずの人についていったりなど、ときに浅慮で無謀な行動を取る可能性があるからです。

10〜20代の若年層ほど危険な行動に出るパターンが多いため、迅速な対応が求められます。

4. 第三者の関与

失踪には単独で実行するものだけでなく、次のように第三者が関与するものもあります。 

  • 駆け落ち
  • 犯罪のための逃亡
  • 債権者からの逃亡
  • カルト教団の洗脳による出家

第三者から失踪を手助けしてもらえれば、単独よりも遥かに失踪が楽になります。逆に探す立場からすれば、行方不明者の居所を探すのがより困難になるでしょう。

状況によっては監禁状態に陥り、SOSを上げたくても外部へ発信できない環境にいるおそれもあります。

5. 記憶喪失・認知症

全国の身元不明で保護された人の中には、一切の記憶を失っている人も少なくありません。また、認知症による記憶障害・見当識障害が原因の徘徊で、そのまま行方不明になってしまう場合もあります。

警察庁の調べでは令和5年度の認知症疑いによる行方不明者は1万9,039人で、全体の21.1%という結果が出ています。(※3)

自治体の身元不明者情報によっては詳細が書かれていないものもあるので、その中にあなたの家族が含まれている可能性もあるでしょう。

6. DV・ストーカーからの隔離

行方不明者がDV・ストーカーなどの被害から逃げてシェルターに身を寄せている場合、家族や親族であっても連絡が取れなくなるケースがあります。

DVやストーカーの加害者は被害者に執着することが多く、なんとしてでも居場所を探し出そうとします。そのため、シェルターに身をよせた被害者の個人情報は徹底して管理されており、外部に漏れることはありません。

シェルターは公的・民間共に一時的に身を寄せる場所のため、一般的な保護期間は2〜3週間程度です。シェルターから出た際、被害者から家族へ連絡する可能性もありますが、加害者に居場所を突き止められるのを恐れるあまり、そのまま失踪してしまうケースも考えられます。

このような、行方不明者が被害者で加害者から逃げるために失踪しているケースでは、捜索は加害者・被害者双方に知られないよう、慎重に行わなければなりません。

7. 事故・事件に巻き込まれた場合の音信不通

7. 事故・事件に巻き込まれた場合の音信不通

状況によっては、行方不明者が何らかのトラブルに巻き込まれたことで消息不明になっているケースも想定しなければなりません。この場合で考えられる主な原因として、次の2つがあります。

  • 事故・事件に巻き込まれて消息が分からない
  • 失踪先で事故・事件に巻き込まれて消息が分からない

失踪して年月が経てば経つほど発見が困難になるため、少しでも事件性があると感じた場合は、すぐ警察に相談しましょう。

手がかりが少ない音信不通の家族を捜索するなら探偵への依頼がおすすめ

家族が音信不通になったときは、よくある失踪ケースからどのタイプに該当するのかを考え、行方不明者の部屋の様子や私物、行方不明になるまでの足取りなどから状況把握をすることが大切です。意図しない音信不通ならば簡単に解決することもありますが、行方不明者が意図的に連絡を絶っている、第三者の関与がある場合、捜索が難航する可能性が高いでしょう。

個人での捜索には限界があるため、探偵事務所への依頼がおすすめです。探偵に依頼する際は、できるだけ多くの情報を収集しておきましょう。どんな些細なものでも、そこから居場所を特定できる大きな手がかりが掴めるかもしれないからです。

アイヴィ・サービスでは、実績の経験に基づいた調査で毎年多くの人探し依頼を解決しています。お困りの方は是非無料相談をご利用ください。

(※1)総務省:住民基本台帳制度について

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/juminhyou_utusi/pdf/060915_1_3-1.pdf

(※2)警察庁:行方不明者発見活動に関する規則の運用上の留意事項等について(通達)

https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/seiki/seianki20120319.pdf

(※3)警察庁生活安全局人身安全・少年課:令和5年における行方不明者の状況

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/R05yukuefumeisha.pdf

無料相談窓口はこちら
通話料無料 24h受付 匿名OK 秘密厳守 専門のアドバイザーが責任を持って対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。
探偵事務所のアイヴィ・サービスは、全国どこでも24時間365日、ご相談・お見積もり無料です。誰にも相談できずにお困りのあなたの「一歩踏み出す勇気」をお手伝いします。
お電話しづらい方はこちらから メール相談窓口
目次