「旦那が浮気しているかもしれない」と思っても具体的な証拠をつかめなければ、浮気を証明することはできません。
しかし、旦那の浮気の証拠はすぐにつかめるわけではありません。人によっては証拠を残さないようにしているケースもあるでしょう。
旦那の浮気の証拠がつかめないときは、どのように対処すればいいのでしょうか。
この記事では、旦那の浮気の証拠がつかめないときの2つの対処法とNG行動について解説します。
旦那の浮気の証拠がつかめないときの対処法2選
旦那の浮気の証拠がつかめないときは次のような対処法をとってみましょう。
- 継続して自分で証拠を集める
- 証拠集めを一旦やめる
それぞれにメリットがあるので、どちらを選択するのか自分の状況にあわせて考えるのが大切です。
継続して自分で証拠を集める
旦那の浮気の証拠はすぐには見つからないでしょう。しかし、すぐに諦めてしまうと、いつか来る絶好の機会を逃してしまうかもしれません。
すぐに諦めずに、根気強く継続して自分で証拠を集めてみましょう。
継続して自分で証拠を集める際は次のような方法がおすすめです。
- スマートフォンをチェックする
- 服やカバンをチェックする
- クレジットカードの明細をチェックする
スマートフォンをチェックする
旦那の浮気の証拠が見つからないのであればスマートフォンをチェックしてみましょう。
旦那のスマートフォンをチェックする際はSNSや発着信の履歴、LINEやメールのやり取りなどを確認します。
LINE以外にもMessenger(メッセンジャー)、Discord(ディスコード)などのメッセージアプリを用いて浮気相手に連絡している可能性があります。
旦那のスマートフォンをチェックする際は違法行為にあたらないかどうかに細心の注意を払う必要があります。
例えば旦那がスマートフォンにロックをかけている場合、不正にログインをすると不正アクセス禁止法に抵触しかねません。
不正アクセス禁止法に抵触すると3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。(※1)
(※1)e-Gov法令検索:不正アクセス行為の禁止等に関する法律 第十一条(罰則)
服やカバンをチェックする
旦那の服やカバンのなかに浮気の証拠がないかをチェックしてみましょう。旦那の服やカバンのなかに、浮気相手と行ったお店のレシートやクーポン券などが入ってるかもしれません。
服やカバンのチェックは浮気の証拠探しになるだけではありません。旦那が浮気をスタートさせたことで服やカバンの趣味が変わっていくことがあります。
いままで興味なかったファッションスタイルを取り入れるようになるのは、浮気相手からの影響が考えられるでしょう。
また、浮気相手が購入した服やカバン、小物などを身に着けている可能性もあります。
クレジットカードの明細をチェックする
旦那が浮気の際の支払いにクレジットカードを使用しているのであれば、カードの明細をチェックするのも効果的です。
カードの明細からはいつ、どこで、何を買ったかが判断できます。そのため、浮気相手と行ったラブホテルやレストランなどの支払い履歴がカードの明細から分かるかもしれません。
しかし、最近では紙の明細ではなくてWeb上で明細が確認できるカードも増えています。
Web上で明細が確認できるカードであれば、原則として第三者が確認することはできません。
Web明細を確認しようと勝手にログインする行為は、スマートフォンの無断ログインと同じく不正アクセス禁止法に抵触しかねません。
証拠集めを一旦やめる
旦那の浮気の証拠がつかめないのであれば、一旦証拠集めをやめるということも可能です。
証拠集めを一旦やめることはネガティブに思われます。しかし、証拠集めを一旦やめることで次のようなメリットにつながります。
- 旦那を泳がせることで証拠を集めやすくなる
- 気持ちの整理ができる
例えば証拠を集めていることに旦那が気づいていたのであれば、一旦やめることで証拠を集めやすくなるかもしれません。
証拠集めのストップは自分の心にも影響を及ぼします。旦那の浮気を疑って証拠集めをしているときは、冷静さを欠いてしまっている可能性があります。
例えば、一時浮気が疑われるような行動を旦那が取っていたとしても、本当に浮気しているのかは分かりません。冷静さを欠いた状態ではこのような考えにいたらないでしょう。
そのため、証拠集めを一旦やめて旦那の様子をチェックしてみましょう。
気持ちを整理してどうしたいかを見つめなおす
証拠集めを一旦やめて冷静になることで、自分を見つめなおすことができます。
旦那が浮気している場合、関係を修復するのか離婚するのか、さらには旦那や浮気相手に慰謝料を請求するなどの行動を取るのが一般的です。
旦那の浮気を疑い証拠集めをしている最中は離婚や慰謝料請求を考えているかもしれません。
しかし、人によっては旦那との関係修復を希望していることもあります。
そのため、浮気の証拠集めを一旦やめて気持ちを整理することで、自分がどうしたいかを見つめなおす機会になります。
証拠集めをやめて精神的な苦痛を和らげる
旦那が浮気している証拠を集める作業は精神的な苦痛をともないます。そのため、証拠集めを続けているうちに、精神的な苦痛が蓄積していくかもしれません。
旦那の浮気を調査しているうちに、精神的な疾患を患ってしまう可能性もあるでしょう。
このような精神的な苦痛を緩和させるためには、一旦証拠集めをストップさせるのも効果的です。
証拠がみつからないときの3つのNG行動
旦那の浮気の証拠がみつからないからといって、次のような行動は避けましょう。
- プライバシーを侵害する行動をとらない
- 証拠をつかめないからと捏造する
- 証拠がないまま旦那に浮気を問い詰める
証拠を集めようと焦って上記のような行動をとってしまうと、自分が不利になってしまう可能性があります。
浮気の証拠がみつからないからといって焦らないようにすることが大切です。
プライバシーを侵害する行動をとらない
浮気の証拠集めは、方法によってプライバシーの侵害に該当するケースがあります。
例えば、旦那であっても個人の私物にGPSを取り付ける、スマホのロックを解除してSNSやメッセージのやりとりを勝手に見る、私物のバッグを無断で開けるなどといった行為はプライバシーの侵害にあたる可能性があります。
プライバシー侵害は刑法で罰則や罰金が定められているわけではありません。しかし、プライバシー侵害は民法で損害賠償の請求が認められています。
そのため、旦那のプライバシーを侵害した場合、損害賠償を請求される恐れがあります。
証拠をつかめないからと捏造する
証拠をつかめないからといって捏造するのは避けましょう。例えば浮気の証拠写真として画像データを捏造するといった行為は、証拠として認められないだけではありません。
プライバシーの侵害にもあたる行為です。
デジタルデータは捏造や改ざんがしやすいため、一般的に証拠としての能力は弱い傾向にあります。
そのため、デジタルデータを証拠として用いるのであれば、他の証拠と組み合わせることでより効力を高められます。
デジタルデータであっても時間や連続性があれば証拠として認められる
証拠がつかめないからといって捏造したデジタルデータは、証拠としては認められません。
デジタルデータは捏造や改ざんしやすいため、証拠として弱いですが、すべてがそうとは限りません。
デジタルデータであっても、写真から当時の時間が分かる、2人がどのような行動を取ったのか連続性があるといった場合は、証拠としての機能を高められます。
証拠がないまま旦那に浮気を問い詰める
旦那の浮気が疑われるのに、なかなか証拠が集まらないとストレスが溜まっていく人もいるでしょう。
証拠が集まらないイライラから、旦那に浮気を問い詰めるのは避けましょう。証拠が集まる前に旦那を問い詰めてしまうと、シラをきって否定されてしまうかもしれません。
その後、浮気相手との関係を断ち、証拠が集められない恐れもあります。
そのため、旦那に浮気について問い詰めるのであれば証拠を集めてからにしましょう。
旦那を問い詰める際は有力な証拠はなるべく出さない
証拠を集めて旦那に浮気を問い詰める際にも注意すべき点があります。例えば旦那が浮気相手とラブホテルに入っていく決定的な証拠は、すぐに突きつけたくなるかもしれません。 しかし、離婚や慰謝料請求を検討しているのであれば、その後の調停や裁判も見据えておくことが大切です。
決定的な証拠をすぐ突きつけてしまうと、調停や裁判までの間に浮気相手と口裏を合わせて否定されるかもしれません。
そのため、証拠によって旦那を問い詰める際は、決定的な一枚をすぐに見せないようにしましょう。
また、証拠がひとつしかないと、否定された際に次の一手を出せません。証拠は複数用意しておきましょう。
探偵に浮気調査を依頼してみる
旦那の浮気の証拠がつかめないときは、探偵に浮気調査を依頼してみるのもひとつの方法です。
探偵は尾行や張り込みなど専門的な技術を持っています。専門的な技術を駆使することで、一般人による浮気調査よりも高い確率で、旦那の浮気の証拠を押さえてくれるでしょう。
探偵に浮気調査を依頼するのは高い確率で証拠を集められるだけではありません。次のようなメリットも期待できます。
- 法を順守して調査ができる
- 調査報告書が浮気の証拠になる
- 浮気相手にも調査できる
法を順守して調査ができる
探偵に依頼することで、法を順守して浮気調査が可能です。一般人が尾行や張り込みなどをすると、ストーカー規制法に抵触する恐れがあります。
対して探偵は探偵業法に則り、探偵業の届出を提出しています。
探偵業法では探偵の尾行や張り込みは認められています。そのため、法律を守ったうえで調査が可能です。
違法に収集した証拠は違法収集証拠として扱われる可能性があります。
違法収集証拠は証拠として認められないかもしれません。
浮気調査にはストーカー規制法をはじめとして、さまざまな法律がかかわります。法律や浮気調査の知識がない一般人では、法律に抵触して思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
調査報告書が浮気の証拠になる
探偵は浮気調査終了後に調査報告書を作成して提出します。調査報告書は浮気の証拠に加えて、次のような情報が細かに記載されているのが一般的です。
- いつ
- 誰が
- どこで
- 誰と
- 何をしていたか
探偵が提出する調査報告書は浮気の証拠としても機能します。
すべての調査報告書が浮気の証拠になるわけではない
探偵による調査報告書は浮気の証拠になり得ます。
しかし、すべての報告書が証拠として扱われるわけではありません。調査報告書の精度によっては証拠として機能しない可能性があります。
証拠として扱われる調査報告書、証拠として扱われない調査報告書の特徴はそれぞれ次のとおりです。
証拠として扱われる調査報告書 |
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証拠として扱われない調査報告書 |
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高い精度の調査報告書を希望するのであれば、探偵に依頼する前にサンプルを見せてもらいましょう。
サンプルが証拠として扱われる調査報告書の基準を満たしているかどうかを確認することが大切です。
浮気相手も調査できる
探偵は旦那だけでなく浮気相手についても調査してくれます。
自分で浮気調査をしたとしても、浮気相手の素性を探るのは難しいかもしれません。
たとえ旦那を問い詰めたとしても、人によっては浮気相手をかばい、素性を明かさない可能性があります。
探偵は浮気調査だけでなく人探しのプロです。そのため、素性が分からない旦那の浮気相手であっても調査可能です。
なお、浮気相手の素性調査をする際は、可能な限り情報を探偵に共有しておきましょう。人探しは浮気調査よりも費用が高くなる傾向にあります。
浮気相手についての情報がないと費用が高くなりかねません。少しでも費用を抑えるのであれば、浮気相手についてのちょっとした情報でも探偵に共有するのがおすすめです。
浮気相手を調査すれば慰謝料を請求できる
浮気に対しての慰謝料請求は旦那にできるだけではありません。浮気相手にも請求可能です。
しかし、浮気相手に慰謝料を請求するには相手の住所や名前を把握しておく必要があります。
そのため、探偵によって浮気相手の素性を調査しておけばスムーズな慰謝料請求につなげられます。
旦那の浮気の証拠がつかめないなら探偵への調査依頼を検討
旦那の浮気が疑われたとしても証拠がつかめなければ意味がありません。しかし、一般人が浮気の証拠を集めるのは難しい傾向にあります。
証拠集めを続けても、浮気を決定づける写真などが入手できない場合、証拠の捏造や旦那を問い詰めるといったNG行動は取らないようにしましょう。
証拠の捏造や証拠のないまま問い詰めると思わぬトラブルに発展しかねません。
どうしても証拠が集まらないのであれば探偵への調査依頼を検討するのがおすすめです。
探偵は浮気調査や人探しのプロです。そのため、法律を順守して調査を進めるのはもちろん、浮気相手の素性まで調査してくれるでしょう。
浮気相手の素性がわかれば慰謝料の請求も可能です。
アイヴィ・サービスではこれまでいくつもの浮気調査を承ってきました。
調査終了後に調査報告書を提出するだけでなく、調査中であっても調査の進捗を随時報告します。
24時間年中無休で匿名での問い合わせに対応しているため、旦那の浮気を調査したい、旦那の浮気相手に慰謝料を請求したいといった方はぜひご相談ください。