浮気癖がある男性の特徴・心理とは?行動パターンや見破る方法を解説

浮気癖がある男性の特徴・心理とは?行動パターンや見破る方法を解説
浮気調査

パートナーがいても別の女性と浮気をしてしまう男性がいます。

このような男性側の特徴として、例えば異性交遊に抵抗がない、衝動性が高い、今の夫婦関係に不満がある、刺激を求めがち、自己顕示欲が高い、欲求に流されやすい、金銭的に余裕があるなどがあげられます。

この記事では浮気癖がある男性の特徴や心理、さらには行動パターンを見破る方法を解説します。

目次

浮気癖がある男性の7つの特徴

浮気癖がある男性の特徴として、例えば次の7つが挙げられます。

  • いつでも女性と遊ぶことに抵抗がない
  • 金銭的な余裕がある
  • 自己顕示欲が高い
  • 欲求に忠実で流されやすい
  • 今の夫婦関係に不満がある
  • 衝動性が高く、我慢が苦手
  • 刺激を求めがち

1. いつでも女性と遊ぶことに抵抗がない

いつでも女性と遊ぶことに抵抗がない

浮気傾向の高い男性は、そもそも女性と遊ぶことにあまり抵抗がないようです。


どこからが浮気行為といえるかを調査した論文によると、過半数を超える人が、2人きりで食事や映画に行くことを浮気行為とみなす傾向があることがわかっていますが、一方で浮気を自分に許しやすい男性は異性と2人きりで遊ぶことを浮気として捉えない人も多いようです。※1

よって、そもそもパートナー以外の女性と交友関係を築きやすく、また友達以上に発展しやすいという特徴があるかもしれません。

(※1)現代青年の異性間恋愛関係における浮気―性,浮気および恋愛に対する態度,浮気願望との関連―:和田実 応用心理学研究 44 (3), 171-182, 2019-03-31

https://www.jstage.jst.go.jp/article/oushinken/44/3/44_171/_pdf

2. 金銭的な余裕がある

金銭的な余裕があると遊ぶお金に余裕があるため、男性が浮気に走ることもあるようです。

また、金銭的な余裕がある男性に魅力を感じる女性が男性側の状況を配慮せず交際を希望し、近寄ってくることもあるかもしれません。

若くして多くの収入がある男性の場合、女性から言い寄られて浮気をしてしまうこともあり得ます。

金銭的な余裕とはどれくらい?

金銭的な余裕といってもどれくらいの額になるのでしょうか。平均月収を金銭的な余裕の指標とすると、20代以降の男性の平均月収は次のとおりです。(※2

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年齢平均月収
20歳~24歳約21万円
25歳~29歳約25万円
30歳~34歳約29万円
35歳~39歳約32万円
40歳~44歳約35万円
45歳~49歳約38万円
50歳~54歳約41万円
55歳~59歳約41万円
60歳~64歳約31万円
65歳~69歳約27万円
70歳~約25万円

独身か既婚か、賃貸か持ち家かなど細かな条件によって金銭的な余裕は異なります。

しかし、平均月収より大幅に収入がある場合、金銭的な余裕があり自分の欲望の充実や、家族以外の誰かのためにお金を消費できる可能性があります。

(※2)厚生労働省:令和3年賃金構造基本統計調査の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/13.pdf

3. 自己顕示欲が高い

自己顕示欲が高く、特に男としての見栄をはりたい男性も浮気をすることがあります。

この時の見栄は、例えば「お金がある」「地位が高い」「年上としての落ち着きがある」などといったことがあげられるでしょう。

色々な人に男らしさをアピールしたい人は、パートナー以外の女性にも男らしさを見せるために浮気をすることがあります。

4. 欲求に忠実で流されやすい

私たちは欲求の赴くままに生きているのではなく、「倫理的にどうあるべきか」「どうするのが社会的に望ましいか」といったモラル(規範意識)に欲求をてらし合わせながら、葛藤しつつ、自分の欲求と折り合いをつけながら生活をしています。

しかし、規範意識が乏しく、その場の雰囲気や気分に流されやすい人は、浮気にも手を出しやすい一面があるかもしれません。

男性の中には、ダメなこと、いけないこととわかりつつも、つい魅力的な女性に流されてしまうこともあるようです。

5. 今の夫婦関係に不満がある

今の夫婦関係に不満がある

研究によると、男性は交際相手との関係に不満があると浮気をしやすくなるといわれています。※1


そういったときは、寂しさのあまりSNSやメッセージアプリなどで異性にメッセージを送り、気づいたら浮気をしていることがあります。元々男性側に依存傾向がある場合は、家庭外に癒しを求める人もいるでしょう。

6. 衝動性が高く、我慢が苦手

衝動性の高さから、浮気癖が治らない人もいます。

今後のことや周囲の気持ちを想像することが元々苦手な人は、後先考えずに「いまこの瞬間」の楽しいことを優先させるあまり、浮気してしまうことがあるようです。

7. 刺激を求めがち

安定した、変化の少ない生活に物足りなさを感じる人は、無意識のうちに刺激的なことを求める傾向にあります。

また1つ刺激的なことをみつけると、それでは飽き足らずもっともっとと刺激の虜になってしまうようです。このように刺激をきっかけに気分が高まりやすい人は、浮気のような倫理的に逸脱するような行動にでやすいとされています。

浮気癖がある男性の心理4つ

浮気癖がある男性はどのような心理なのでしょうか。浮気癖がある男性の心理の特徴として次の4つが挙げられます。

  • 「男らしさ」に自信がない
  • 生きている実感を得たい
  • 性欲を満たしたい
  • 精神的な居場所がほしい

1. 「男らしさ」に自信がない

「男らしさ」に自信がない

前項の「自己顕示欲が高い」特徴の背景として、潜在的な自信のなさがあるかもしれません。潜在的なものですので、本人は自覚がない場合が多い傾向にあります。

精神科医のフロイトの理論によると、男性は常に「去勢不安」という男性らしさや自信を失うかもしれない根源的な不安があるとされています。

通常は成功体験や妥協を通じてこの不安とうまく折り合いをつけていますが、人によっては浮気を通じて男性として、あるいは人としての自信を確かめている場合があります。

例えば仕事などで自信を無くしていたり、父親や夫として家庭内でうまく機能していないときなどに、浮気で男としての肯定感を取り戻そうとしていることもあります。

2. 生きている実感を得たい

痛みや危険を伴うことで、自分自身が生きている実感を確かめる人がいます。

例えば生きていることを確認するために、リストカットなどの自傷行為に走る人です。同じように、頭では浮気がいけないこととわかっていつつ、あえて行動に移すことで生きている実感を確かめる人も存在します。

3. 性欲を満たしたい

いくつかの研究によると、そもそも男性は女性よりも浮気に寛容であり、配偶者以外との性的な行為にも寛容であるというデータがあります。※1

家庭内で性欲が十分に満たされない男性の場合、女性に比べて気軽に浮気で性的な欲求を充足させる可能性があります。

4. 精神的な居場所がほしい

精神的な居場所がほしい

夫婦関係がぎくしゃくして信頼関係が揺らいでいる状況は、誰にとっても安心できる環境ではありません。その不安を解消するために、家庭外に心が安らぐ場所を求めて浮気をする男性もいます。

また、どんなに仲の良い夫婦でも、いつも関係が良好ではないかもしれません。

男性の元々の性格で、人間関係がうまくいかない時に辛抱強く話し合いを重ねることが苦手な人や、人間関係の面倒さから逃げる傾向にある人は、夫婦関係がうまくいかなくなると別の関係に逃避することがあります。

男性の浮気の見破り方

浮気癖がある男性はさまざまな心理状態から浮気に走ってしまいます。しかし、パートナーとしてはどのような心理状態であっても浮気は許せないものです。

そのため、浮気の実態を暴いて男性を問い詰めたくなるかもしれません。浮気を確認する方法として例えば次のようなことを試してみてもよいでしょう。

  • 普段の様子を観察する
  • 過去のデートの思い出を尋ねてみる
  • 落ち着いて確認してみる

1. 普段の様子を観察する

普段の様子を観察する

男性は浮気を機にいつもと様子が変わることがあります。

例えば服装やおしゃれ、金銭感覚や時間の使い方が変わるというのが一般的な例です。

いままで服装に無頓着だった男性が急におしゃれになったり、いままで身に付けなかったブランド品がいつのまにか増えている…などということがあれば、何かしら対人関係の変化があった可能性があります。

また、1人の時間を急に求めてくるようになったり、あなたとのコミュニケーションが減ったならば、あなた以外の物事に時間をさくことを望んでいるかもしれません。

3. 過去のデートの思い出を尋ねてみる

男性に過去のデートの思い出を尋ねてみるのも、浮気を見破るひとつの方法です。浮気している男性はパートナーとだけでなく浮気相手ともデートをしています。

そのため、パートナーとのデートと浮気相手とのデートとを混同してしまっていることもあります。

しかし、あらためて質問すると怪しまれかねません。普段の何気ない会話のなかで質問してみましょう。

4. 落ち着いて確認してみる

どうしても気になって浮気をしているかどうか尋ねたいときは、落ち着いて質問してみましょう。

感情的に言葉をぶつけると、口論になりやすく、男性側も意地になって浮気を認めない可能性があります。

浮気をしていたらまずは証拠を掴むことが大切

浮気をしていたらまずは証拠を掴むことが大切

男性が浮気をしていることが分かったら、証拠を掴むことが大切です。

特に離婚したい、慰謝料が欲しいといったケースでは、不貞行為を立証するための証拠が求められます。

浮気の証拠の種類は以下のとおりですが、いずれも浮気相手との肉体関係を証明できなければ不貞行為は立証できません

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証拠の種類不貞行為が認められないケースの例不貞行為は認められるケースの例
写真やビデオ浮気相手との旅行の様子や浮気相手の部屋に入っていく様子、デジタルカメラで撮影した写真など浮気相手と何度もラブホテルに入室している
録音したテープICレコーダーはじめデジタルデータで録音した音源など男性が不貞行為を認める旨を録音したアナログテープ
電子メールただのメールのやり取りなど男性が不貞行為を認めたメール

不貞行為として認めてもらうには、明らかに肉体関係が証明できる証拠が必要です。

仮に肉体関係を証明する証拠を押さえたとしても、デジタルデータは改ざんや編集がしやすいため、証拠としての能力が弱くなってしまいます。

さらにプライバシー違反をはじめ、違法に集めた情報は証拠として認められません。

このように浮気の証拠を押さえて不貞行為を立証するのは難しいため、1人ですべてをやろうとするのではなく、プロである探偵事務所を頼ってみましょう。

人探しや浮気調査のプロである探偵事務所であれば、経験が豊富なため適切な方法で不貞行為の証拠を集めてくれます。

法律に反しかねない浮気調査は厳禁

不貞行為を証明するには、法律に則った方法で証拠を集める必要があります。

自分で浮気調査をする場合、法律に違反する可能性があるため、証拠を収めたとしても不貞行為を立証できないかもしれません。

法律に違反しかねない浮気調査として主に以下が挙げられます。

  • プライバシー侵害:パソコンやスマホのロックを無断で解除する、パートナーの持ち物にGPSを取り付ける
  • 住居・建物侵入罪:浮気相手の家に入り込んで盗聴器やカメラを取り付けるなど
  • 器物破損罪・建造物損壊罪:家具や家の一部を壊して盗聴器やカメラを仕込むなど

このように法律に抵触する可能性がある浮気調査もあるため、自分で調査をするのではなく、プロである探偵事務所に依頼するようにしましょう。

自分で浮気調査をしてしまうと法律に抵触してしまい、不貞行為を立証できないうえに罪に問われる可能性があります。

男性の浮気を未然に防ぐ5つの方法

浮気癖のある男性であっても次のような方法で、浮気を未然に防ぐことが可能です。

  • 男性の魅力的なところを褒める
  • スキンシップを大切にする
  • コミュニケーションを大切にする
  • 共通の趣味を持つ
  • 浮気をしたら別れることを伝えておく

1. 男性の魅力的なところを褒める

浮気癖がある男性は、実はどこか男性としての自信がないこともあります。

そのため、男性の魅力的なところを褒めたり、頼りになる部分を伝えて、男性らしさを肯定するようにしましょう

男性としてパートナーから頼られていると実感ができれば、浮気に走ってしまう心配を軽減できます。

2. スキンシップを大切にする

スキンシップを大切にする

普段からスキンシップを大切にすることは、男性の浮気防止に効果的です。スキンシップも色々なバリエーションがあると良いでしょう。

最近あまりしていないならば、ソファで隣に腰掛けるところから始めるのもおすすめです。肩を揉み合ったり、試しに手を繋いでみるなど徐々に距離を縮めていきましょう。

だんだん物理的な距離だけでなく、心の距離も近くなるはずです。

また、心の距離が縮まってセックスレスも解消されれば、性欲を満たすための浮気の防止にもつながります。

3. コミュニケーションを大切にする

男性が浮気してしまう原因として、今のパートナー関係に不満がある場合が挙げられます。パートナー関係が原因で男性が浮気してしまわないように、日頃からコミュニケーションを大切にしましょう。

男性が不満を感じているようであれば、しっかりと向かい合って話すことが大切です。

その際、お互いがそれぞれの主張を押し付け合うのではなく、お互いの主張がおおむね叶うような妥協案を一緒に探る姿勢が重要です。

また、長年の生活で慣れてやめてしまったことを再開してみることも、関係修復には効果的です。

例えば、男性が好きな料理を作ったり、帰宅した時に「おかえり」と迎えてみるなど、安心して帰宅したくなるような雰囲気づくりを心がけましょう。

4. 共通の趣味をもつ

共通の趣味をもつ

夫婦関係に限らず、一般的に何か共通項がある者同士は仲良くなりやすいといわれています。夫婦でいえば、同じ趣味を持ち、一緒に過ごす時間を作ってみても良いでしょう。

例えば、一緒に食べ歩きに出掛けてみる、漫画を回し読みする、映画をみにいってみるなど、ささやかな共通項で構いません。

あなたとの時間が彼にとって安心できる時間であれば、どんなものでも良いです。

5. 浮気をしたら別れることを伝えておく

男性側に「浮気をしても謝れば許してもらえるだろう」という甘えがあり、浮気を繰り返している可能性もあります。

ペナルティを明言し、許されないことをしっかり伝えることは重要です。浮気を繰り返すようならば、浮気をしたら別れることを伝えましょう。

浮気が原因で別れるとなると、慰謝料が発生する可能性があるため、男性によっては浮気を止めてくれるかもしれません。

ただし、万が一違反してペナルティとなった際は、宣言通り別れることが条件となります。女性側が何度も許してしまえば結局浮気癖は治らないですし、共依存関係になるため要注意です。

男性の浮気癖は治る?

男性の浮気癖は治る?

浮気癖がある男性は何度でも浮気をしてしまう可能性があります。

しかし、日頃からスキンシップコミュニケーションを大切にして、男性が現在のパートナー関係に安心できるならば、阻止できる可能性も高まります。

ただし、これはあくまで浮気の防止策です。浮気を防止する策を講じてみても、男性の性格によっては浮気をしてしまうかもしれません。

そのため、浮気癖が治らないケースもあると知っておくこともよいでしょう

男性の浮気に気づいたらプロの探偵に調査を依頼

浮気癖がある男性は異性交遊に抵抗がなく、金銭的な余裕があるなどの特徴があります。

このような男性の心理として、実は自身の「男らしさ」の自信が乏しく、生きている実感を得たいが故に浮気に走りやすい背景もあります。

また、男性は夫婦関係に不満があると浮気に走りやすいです。浮気を防止するには、スキンシップコミュニケーションを大切にしましょう。

しかし、浮気癖がある場合、浮気を防止できても根本的な浮気癖を治すのは難しいかもしれません。

男性の浮気が疑われる場合は、自分で調査するのではなくプロの探偵に浮気調査を依頼するのがおすすめです。

特に浮気が原因で離婚したい、慰謝料が欲しいといった場合は、不貞行為を立証するために肉体関係を明確に示す証拠を合法的に集める必要があります。

自分で浮気調査をすると法律に抵触しかねないため、プロの探偵に依頼されることをオススメします。

アイヴィ・サービスは慰謝料請求や離婚裁判など、さまざまな相談に対応していますので、お気軽にご相談ください。

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参考文献

現代青年の異性間恋愛関係における浮気―性,浮気および恋愛に対する態度,浮気願望との関連―和田実 応用心理学研究 44 (3), 171-182, 2019-03-31

https://www.jstage.jst.go.jp/article/oushinken/44/3/44_171/_pdf

日本応用心理学会
牧野幸志 2011 青年期における恋愛と性行動に関する研 究(2)―浮気の判断基準と浮気に対する態度― 経 営情報研究(摂南大学),19, 41-56.

https://core.ac.uk/download/pdf/230296349.pdf

Allen, E. S., & Baucom, D. H. 2004 Adult attachment and patterns of extradyadic involvement. Family Process, 43, 467-488.

https://citeseerx.ist.psu.edu/document?repid=rep1&type=pdf&doi=ed19d37102875ead8debe2c198a13769c8c647d4

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