妻を大切している愛妻家の夫であっても、実は浮気をして妻を裏切っているというケースもあります。このように妻を裏切ってしまうのはなぜでしょうか。妻を裏切って浮気をしている夫にはいくつかの共通する行動パターンがあります。
この記事では妻を裏切る夫の心理や特徴、浮気をしている夫に見られる行動パターンを解説します。
妻を裏切る夫の3つの心理
妻を裏切る夫に隠されている心理は大きく次の3つに分けられます。
- 性欲を満たしたい
- 刺激が欲しい
- 他の女性に癒されたい
いずれも妻に対して満足していないという気持ちが根底にあるでしょう。
1. 性欲を満たしたい
セックスレスをはじめ、性に対して満足していないと性欲を満たしたいと感じる夫もいます。妻では性欲を満たせないため、他の女性と肉体関係を結んでしまいます。
なかには一人の女性だけでは満足できず、複数人の女性と肉体関係に及ぶ夫もいるでしょう。
2. 刺激が欲しい
結婚をすることで生活が落ち着くのが一般的です。しかし、夫のなかには結婚で落ち着いてしまうことに違和感を感じる人がいます。
結婚で落ち着いてしまったことに違和感を感じる人は刺激を求めて他の女性と関係を持ってしまう可能性があるでしょう。
3. 他の女性に癒されたい
妻と不仲な夫の場合、他の女性に癒されたいと感じる人がいます。
例えば妻と口論が絶えないといった場合、夫はストレスを溜めっているかもしれません。ストレス解消や癒しを目的に他の女性と会っているうちに、肉体関係にいたってしまう可能性があります。
妻を裏切る夫の4つの特徴
妻を裏切る夫の特徴は次の4つです。
- 愛妻家のふりをしている
- 女性から好印象
- 情が深い
- 押しに弱い
いずれも自分から女性に言い寄るだけでなく、女性から言い寄られる可能性もある特徴です。
1. 愛妻家のふりをしている
妻を裏切る夫は愛妻家のふりをしているケースがあります。一般的な愛妻家の特徴は次のとおりです。
- 妻の意見を優先する
- 家事や育児を率先しておこなう
- 記念日を大切にする
妻を裏切る夫のなかには、人から良く見られたいという気持ちから、無理に愛妻家のふりをしている人もいます。愛妻家のふりをしていれば、妻はもちろん、親族や友人などから褒められることもあるでしょう。このような評価に満足感を抱くために、愛妻家のふりをしているのです。
しかし、あくまで愛妻家のふりです。そのため、妻の意見を優先したり家事や育児を率先して行ったりしているうちに、ストレスが溜まっていきます。ストレスが溜まってしまった結果、妻を裏切り浮気に走ってしまう可能性があるでしょう。
2. 女性から好印象
上述のように愛妻家であるということをアピールすることで、他の女性が好印象を抱く可能性があります。
また、女性への接し方に慣れている、身だしなみに気を遣っているという理由で、女性から好印象を持たれる男性もいるでしょう。女性から好印象を持たれる男性の場合、浮気に発展するリスクは高くなります。
特に愛妻家というイメージが定着している男性の場合、女性が遊びのつもりで声をかける可能性もあります。
3. 情が深い
妻を裏切ってしまう夫の特徴として情の深さも挙げられます。情が深いと女性からの身の上話や相談に乗っているうちに、恋愛感情に発展するかもしれません。
例えば、女性の知人から家庭の相談を受けているうちに、浮気に発展するケースが考えられます。
情が深いと、どんどんと浮気相手に心を奪われる可能性があります。浮気相手に心を奪われてしまい本気になると、妻に離婚を言い渡す恐れすらあるでしょう。
4. 押しに弱い
押しに弱いことも妻を裏切ってしまう夫の特徴です。本人はそこまで乗り気じゃなくても、他の女性から言い寄られたことで断り切れず、浮気に発展する可能性があります。
本人が押しに弱いことで浮気に発展したとしても、最終的には本気になってしまうリスクもあるでしょう。
また、本人が別れようとしても女性から強く拒否されたら、断り切れずズルズルと関係が続く恐れもあります。
浮気している夫に見られる行動
浮気をしている夫に見られる行動として以下が挙げられます。
- 残業が増える
- スマホをずっと持っている
- 一人での外出が増える
- ファッションに気を遣うようになる
- 車内が綺麗になっている
- 妻への態度に変化が現れる
どれかひとつの行動が現れたからといって浮気が確定するわけではありません。
しかし、複数の行動が見られた場合は浮気の可能性が高まるでしょう。まずは日頃から夫の行動を確認することが大切です。
残業が増える
残業が増え始めると、浮気相手と会うための口実として使用している疑いがあります。働き方改革によって、一部の業種を除き、残業時間が原則⽉45時間、年360時間を超えることは認められていません。(※1)そのため、残業があまりにも多いのは不自然といってもいいでしょう。
また、実際に残業をしているのであれば、残業手当が発生しているはずです。給与明細を確認しても手当が付与されていなければ、浮気の口実の可能性があります。
残業だけでなく、飲み会の増加にも注意が必要です。
飲み会を口実にすれば、浮気相手と食事してきても怪しまれることはありません。なかには部下の名前や友人の名前をでっちあげる夫もいるでしょう。
普段聞き慣れない人物の名前が出てきたら、詳細を尋ねてみるのが効果的です。
(※1)厚生労働省:時間外労働の上限規制 わかりやすい解説
スマホをずっと持っている
スマホを常に持ち歩くのは、浮気が疑われる行動です。例えばスマホをトイレにまで持ち込む場合、浮気相手とメッセージのやり取りをしている可能性があります。
スマホを放置していると妻に浮気がバレるかもしれないという不安から、肌身離さず持ち歩く人もいます。
スマホは持ち歩くだけでなく、保管の仕方も変化します。
浮気相手からのメッセージ通知がバレないようにするために、画面部分を下にして置く、引き出しの中にしまうといったような変化が現れる可能性もあるでしょう。
一人での外出が増える
以前は夫婦や家族で外出していたのに、急に一人で外出する機会が増えると、浮気が疑われます。
休日出勤を口実にするケースもあれば、買い物に行く、友人と会うなど、さまざまな理由をつけて一人で外出をしようとします。
一緒に行こうとしても極度に嫌がる場合は浮気の可能性が高いでしょう。
ファッションに気を遣うようになる
それまではファッションに気を遣わなかった夫でも、浮気をきっかけに気を遣うこともあります。
浮気相手に良く思われたい、浮気相手に嫌われたくないといった気持ちからファッションに気を遣うようになります。
また、ファッションの変化も浮気を見破るポイントです。
浮気相手の好みに合わせたファッションに変化する男性もいます。なかには浮気相手からプレゼントされた服や小物を身に着ける夫もいるでしょう。
車内が綺麗になっている
夫婦共有ではなく、自分の車を保有している夫であれば、浮気相手を助手席に乗せている可能性があります。
浮気相手を助手席に乗せるにあたって車内を綺麗にしている夫もいるでしょう。
これまでは車内がそこまで掃除されていなかったのに、急に綺麗になっている場合は浮気相手の存在が疑われます。
妻への態度に変化が現れる
浮気を始めると、妻への態度に変化が現れることがあります。例えば以前よりも優しくなるといった変化が挙げられるでしょう。
妻に浮気をバレたくない、妻に対して申し訳ない気持ちがあるなど、さまざまな理由から優しくなると考えられます。
また、浮気相手で満足していて、妻とはセックスレスになるという変化もあるでしょう。
妻を裏切る夫への対処法
妻を裏切る夫へは次のように対処しましょう。
- 浮気の証拠を集める
- 今後について話し合う
- 浮気相手に慰謝料を請求する
- 離婚して夫に慰謝料を請求する
今後について話し合うためだけでなく、慰謝料請求や離婚のためにも浮気の証拠集めは欠かせません。
浮気の証拠を集める
妻を裏切って浮気をした夫に対しては証拠を集めを進めることが大切です。証拠がなければ夫に浮気を問い詰めるのは難しいでしょう。
浮気の証拠として効果的なのは肉体関係(不貞行為)が分かる写真や動画です。最たるものが性行為の写真や動画ですが、入手するのは困難です。
そのため、夫と浮気相手がラブホテルに入室する写真や動画、肉体関係が推測できるメッセージなどを証拠として集めましょう。自力で浮気の証拠を集めるのが難しいのであれば、探偵に浮気調査を依頼するのが効果的です。
今後について話し合う
夫の浮気が分かったら、今後について話し合いましょう。夫が浮気してしまう原因はさまざまですが、夫婦の問題が関係しているケースもあります。
例えば、妻から毎日のように叱責されていたのであれば、夫は他の女性に癒しを求めてしまうでしょう。そのため、なぜ浮気をしてしまったのか、今後はどのように向き合っていくのかなどを話し合うことが大切です。
特に、夫と関係を修復したいと考えている場合は、浮気を問い詰めるだけでなく、何故浮気してしまったかを聞いて今後につなげましょう。
誓約書の作成には注意が必要
今後について話し合ううえで、誓約書を作成するケースがあります。誓約書には二度と浮気をしない、浮気をしたらペナルティとして〇万円支払うといった内容を記載できます。夫に誓約書へサイン、押印してもらえれば、その後のトラブルを防げるでしょう。
しかし、誓約書を無理やり書かせることはできません。無理やり書かせてしまうと、強要罪に問われる恐れがあります。
また、無理やり書かせてしまうと、誓約書の内容が無効になりかねません。
浮気相手に慰謝料を請求する
夫と今後も関係を続ける場合であっても、浮気相手に慰謝料を請求することは可能です。
浮気相手に慰謝料を請求するためには、氏名や住所が必要です。夫が浮気相手をかばおうと情報を教えてくれない場合、請求が難しいかもしれません。
また、浮気相手が夫を既婚者と知らなかった場合、慰謝料を請求できない可能性があります。なお、浮気相手の住所が分からない場合、相手の勤務先に内容証明郵便を送ることも可能です。
しかし、勤務先に送ると名誉棄損を問われるリスクがあります。夫が浮気相手と同じ会社に勤務しているのであれば、夫の会社での地位にも影響を及ぼすでしょう。例えば浮気が原因で夫が降格や減給といった処分を受けた場合、家計に影響が現れます。
探偵に依頼すれば浮気相手の情報も調査可能
探偵に浮気調査を依頼した場合、夫の浮気の証拠を集めてもらえるだけではありません。浮気相手についての調査も依頼可能です。
探偵に浮気相手について調査してもらえば、相手に慰謝料請求をしやすくなるでしょう。
離婚して夫に慰謝料を請求する
浮気を理由に離婚をして夫に慰謝料を請求可能です。離婚、慰謝料請求には、浮気の証拠が欠かせません。浮気の証拠がなければ、離婚、慰謝料請求が認められない可能性があります。また、夫が浮気する段階で夫婦関係が破綻していたのであれば、慰謝料を請求できないのが一般的です。
例えば、夫が浮気をする前に別居していたのであれば、慰謝料は請求できないでしょう。夫への慰謝料の額は子どもの有無や自分が受けた精神的苦痛、婚姻期間などによって左右されます。
例えば、経済的、社会的に独立していない子どもがいる場合、慰謝料は増額される傾向にあります。精神的苦痛が大きい、婚姻期間が長い場合も慰謝料は増額されるのが一般的です。
妻を裏切る夫の浮気には証拠を集めて対処しよう
妻を裏切る夫の心理は性欲を満たしたい、刺激が欲しい、他の女性に癒されたいなどです。夫の浮気に対しては、証拠を集めて対処しましょう。
浮気を裏付ける証拠集めが難しい場合、探偵に依頼するのがおすすめです。探偵であれば浮気相手についても調査を依頼できます。
アイヴィ・サービスは専門的なスキルを持った複数の調査員が浮気調査に臨みます。夫の浮気の証拠を集めたい、夫が浮気しているか気になるという方はぜひご相談ください。